4年3学期に覚える言葉
其の心を尽す者は 其の性を知るなり 其の性を知れば即(すなわ)ち天を知る
まさに孟子が言われた儒教主流派の概念「性善説」である。
「性」という字人の本性やものの本質のこと。
孟子の「性善説」とは、松陰先生が上記に用いた、万民に善の兆しを先天的に持っているとする説である。
善の兆しとは以下の四端の心と呼ぶ。
惻隠の心、羞悪の心、辞譲の心、是非の心
「惻隠の心は仁の端なり、羞悪の心は義の端なり、辞譲の心は礼の端なり、是非の心は智の端なり」 と語り、仁義礼智という四つの徳の根本となす大切なものである。
ちなみに仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉の物語「南総里見八犬伝」に影響を及ぼしているのは「水滸伝」であるが、儒教的道徳にもとづいた勧善懲悪の物語として、滝沢馬琴は「南総里見八犬伝」を記した。