≪ひやおろし≫というお酒のお話し  其の3 | 酒人との一期一会「酒語(SAKEGATARI)」

≪ひやおろし≫というお酒のお話し  其の3


酒人との一期一会「酒語(SAKEGATARI)」

▲浦霞 特別純米ひやおろし(宮城県) 9月9日発売開始

1800ml  2,877円(税込価格)



〈ひやおろし〉が出回るのは9、10、11月、まさに秋まっさかりのシーズンです。


花山酒店の冷蔵庫の棚に〈ひやおろし〉のお酒が並びだすのも


例年9月の10日前後からです。


ところで、この3ヶ月の間でも、刻々と〈ひやおろし〉は熟成の度合いを


深めていきます。

お酒の中にも、早く熟成して飲み頃になるものもあれば、ゆっくり熟成する


大器晩成タイプもあり、同じお酒でも月を追うごとに味わいが深まっていきます。

そこで花山酒店では、いちばんバランスのいい熟成状態を随時チェックし、


[夏越し酒][秋だし一番酒][晩秋旨酒]と銘うって、数ある〈ひやおろし〉の


中でも「これからまさに飲み頃!」のお酒をお知らせしていきます。



◆夏越し酒(なごしざけ)〈ひやおろし〉


涼風が吹き始めた9月は、夏を越したばかりの、夏越し酒〈ひやおろし〉。


苦味や渋味がやわらぎ、粗さもすっかりとれ、濃醇な中にも軽快さと


まろやかさをあわせもった、まさに“走り”の味わいです。



◆秋出し一番酒(あきだしいちばんざけ)〈ひやおろし〉


秋も深まったこの頃、 旬の秋酒〈ひやおろし〉も味ノリして香味の


バランスも絶頂を迎え、 まさに"調熟の極み"ともいうべき味わいに。


冷やでよし、お燗でよし、と料理や気分に合わせて楽しめるのも


嬉しいところ。


◆晩秋旨酒(ばんしゅううまざけ)〈ひやおろし〉


まろやかさと旨みをさらに増し、その風味はまさに"熟れきった豊醇さ"と


呼ぶにふさわしいもの。その濃厚な旨みは、ジビエ(狩猟による鳥獣肉)


にもぴったり。


しっかりした旨みのある素材を、味噌、醤油、塩をきかせて調理した

料理ともよく合います。

また、晩秋旨酒〈ひやおろし〉はお燗にしても美味しいお酒。朝晩めっきり


冷え込み始める紅葉のシーズンには、くつくつ煮えるお鍋と一緒に、


ほどよいぬる燗でお楽しみください。