酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)教本の難しいところを解説します。

今回は「村米制度って何?」を解説!

 

 

こんな方に向けての解説です

 

  • 公式教本を読んでも「村米制度」が何なのか、概要をつかめない
 

SAKE DIPLOMA 受験生応援!の清水流美がお答えします。
 
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SAKE DIPLOMA 受験生応援!の清水流美が解説します。
 
 
最初に
今回は村米制度の概要を解説します。
「村米制度って何?」と聞かれて「契約栽培制度!」と答えられる方は、
ばっちり理解されているので、この解説は読まなくても大丈夫です。
 
 
 
今回は、村米制度の細かい部分ではなく
ざっくりと大枠を解説しますね。
 
大枠を理解したうえで、
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)教本の村米制度の部分を読んでいただくと
わかりやすいかと思います。
 
 

 

 村米制度とは

 

 
村米制度とは「山田錦」の故郷である兵庫県で明治20年代から行われてきた、
特定の酒造家と特定の集落の間での、お米の直接契約栽培制度のことです。
 
 

 

 集落と酒造家のメリット

 

契約栽培制度なので、お互いにメリットがあります
 
 
集落は、決まった購入先に安定して販売できます。
そして酒造家は、品質の良い酒米を安定して仕入れることができます。
 

 

 村米制度が、集落ごとの格付けにつながっていった

 

直接契約栽培を結ぶために、集落はお米の品質を高める努力をしてきました。
村米制度は「酒造家」と「集落」との契約栽培制度なので、集落ごとに努力をした結果、集落と集落の間に競争が生まれました。
そして、酒米の栽培に適した土地が見極められるようになり、集落ごとの格付けにつながりました。特Aのaなどのことです。
 
 
 

 

 酒米の大様「山田錦」は、村米制度で品質向上の努力の中で生まれてきた

 

酒造家から選ばれるために、品質向上の努力をする中で、兵庫県が誇る酒米の王様「山田錦」が誕生しました。

兵庫山田錦の歴史は、村米制度の歴史と深い関係があります。

 

 

 

今回は、「村米制度」の概要をご説明しました。

概要をつかんでから、教本Third Editionの38ページからの詳しい説明を読むと、

理解が深まるかと思います。

 

動画でも解説しています。

 

 

 
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SAKE DIPLOMA 受験生応援!の清水流美がお答えします。
 
私が受験したとき、この村米制度の概要が、何度教本を読んでもわかりにくくて苦労しました。
同じような方がおられたら、この解説が役に立つんじゃないかな?と思って簡単に概要を解説いたしました。

酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の勉強は専門的な内容が多くて、最後は暗記もしなくてはいけなくて大変なことも多いですが、今勉強していることは今後のSAKEライフをもっともっと豊かにしてくれると思います!