酒ディプロマ二次のテイスティング過去問について、
こんなお悩みはありませんか?
酒ディプロマ二次テイスティングの過去問の傾向から
今年の注意点を知りたい
スクールに通っていたら教えてもらえるかもしれないけど
独学なので情報が少なく不安…
はじめまして。酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)受験生応援の清水流美です。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の講座・教材で生徒さんの合格を応援しています。
講座でお教えした生徒さんは一次・二次とも90%以上の方が合格しています。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)は2017年に始まった比較的新しい試験です。二次のテイスティングの出題内容に最近変化がありますので過去問の傾向を知ることはとても大切です。
今回は、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング過去問の最新情報をお伝えしますね!
まずは、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング過去問のポイントから
「2023年、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティングの日本酒の問題に大きな変化があり、難しくなりました」
どう、難しくなっているか、
そしてどう、対策をすればいいか、
次の3点で、わかりやすくお伝えしますね!
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の二次のテイスティングで対策しておくべき「4つの見極め」
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング過去問3年分
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング過去問から見る、今年の対策で気を付けたいポイント
ひとつひとつ、解説していきますね!
1.酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングで対策しておくべき「4つの見極め」
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングでは、
4つの日本酒が出題されます。
そして次のような設問が出されます。
- 純米酒はどれか(純米系とアル添系の見極め)
- 山田錦はどれか(米の見極め)
- セルレニン耐性酵母はどれか(吟醸酒と、セルレニン耐性酵母を使った清酒の見極め)
- 山廃もとはどれか(酒母の見極め)
※「セルレニン耐性酵母」「酒母」などの専門用語は、
一次試験の勉強をしている段階で分かってきますので、
今分からなくても心配は要りません。
上記の4つを見極められるように練習をしていきましょう。
過去にどんな日本酒が出ているのか、
そして過去問の傾向に変化があるのか、
を抑えておくと、適切な対策を取ることができ、点数アップにつながります!
2.酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティング過去問3年分
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティング過去問3年分の
特定名称と原料米をまとめました。
2021年
※カッコ内は原料米
1 山廃純米酒 (山田錦)
2 純米大吟醸酒(山田錦)
3 特別本醸造酒(五百万石)
4 純米吟醸酒 (五百万石)
設問
・五百万石を使用した酒はどれか(2つ)
・アルコール添加をした酒はどれか
・セルレニン耐性酵母を使用した酒はどれか
・生もと系酒母の酒はどれか
2023年
※カッコ内は原料米
1 特別純米酒(雄町)
2 大吟醸酒 (五百万石他)
3 特別純米酒(雄町)
4 純米酒 (山田錦)
設問
・アルコール添加をした酒はどれか
・生もと系酒母の酒はどれか
・セルレニン耐性酵母を使用した酒はどれか
・雄町を使用した酒はどれか(2つ)
過去問から、毎年の共通点が分かります。
- 4つの見極め(アル添・純米/米/セルレニン耐性酵母/酒母)は毎年同じ
- 日本酒は4種類
- 米は、山田錦と五百万石が多い
つまり、見極め4項目は練習をしておく必要があります。
その中でも米については、五百万石と山田錦はしっかりと練習をしておきましょう!
3.酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティング過去問から見る、
今年の対策で気を付けたいポイント2つ
過去問をよく見ると、2023年に大きな変化があります。
とても大切ですので、解説しますね!
①米は、山田錦と五百万石だけでは十分ではない
これまでは、他のお米も少しは出題されていたものの、
圧倒的に山田錦と五百万石の出題が多く、
とにかく米の見極めは山田錦と五百万石をがんばる!で通用してきました。
ところが昨年は「雄町」しかも2つ。
まさか雄町が2つも出題されるなんて。
ほとんど誰も予想していなかったので、
試験後、生徒さんたちは大混乱
「先生!雄町が出ました」
「雄町わからなかった!」
昨年改定された教本では、
生産量の多い酒米が
1)山田錦
2)五百万石
3)美山錦
4)雄町
から
1)山田錦
2)五百万石
3)美山錦
4)秋田酒こまち
に変更されています。
変更されているところは出やすい傾向にあります。
今年は、酒米では
山田錦と五百万石に加えて、美山錦、雄町、秋田酒こまち
まで、見極め練習をしておきましょう。
②酒母の見極めが「色」でできない可能性がある
見極め問題の一つに「酒母」があります。
これまで毎年、「生もと系酒母の酒はどれか」という設問があります。
そしてほとんど毎年、4つの日本酒のうち1つが「熟成した山廃もと(生もと系酒母の一つ)」であったため、
「生もと系酒母の酒はどれか」という設問に対しては、
熟成の色をした酒つまりイエローがかった酒を選ぶという風に対策をしている方が多かったです。
ところが2023年は複数の生徒さんによると
「熟成の色がついた酒が見当たらなかった」とのこと。
つまり、生もと系酒母を酒の色で検討をつけることができなかったのです。
今年は、酒母の見極めについては、
色に頼るのではなく、香りや味わいで判断できるように練習をしておきましょう!
では、まとめます。
「2023年、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティングの日本酒の問題に大きな変化があり、難しくなりました」
ということをお伝えしました。
どのような変化か、どう対策すればいいかを
次の3つのポイントでお伝えしました。
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の二次のテイスティングで対策しておくべき「4つの見極め」
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティング過去問3年分
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティング過去問から見る、今年の対策で気を付けたいポイント
今回のブログ記事の内容以外にも、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次に一発合格するためのポイントを
無料のメールでお届けします。
メールをご購読いただいた方には「毎日5分でOK、テイスティング練習の方法」の動画をプレゼントしています。