酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次対策について、
テイスティングが苦手な方から
良いテイスティングの練習方法についてのご相談をいただきました。
ご相談
私は日本酒やワインに関係する仕事をしています。
昨年はワインのソムリエ取り、今年は日本酒の酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)を取る予定です。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)で不安なのは特に二次のテイスティングです。
ワインの試験を受験したとき私の感覚と試験が正解とする低ステインぐコメントを一致させるのが下手だと感じました。
酒ディプロマ二次のテイスティングで点数を取るために、どんな練習をすればいいのか分からず、このままではただ飲むだけになってしまいそうで不安です。
良い、二次のテイスティング対策を知りたいです。
りかさんのように、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策を知りたい方は他にもおられそうですね。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)に一発合格するためのコースで90%以上の受験生を合格に導いている、SAKE DIPLOMA 受験生応援!の清水流美が酒ディプロマ二次のテイスティング対策についてお答えします。
◆ご質問◆
・テイスティングが苦手で酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング練習方法を知りたい
◆結論◆
・酒ディプロマ二次対策には、毎日5分 簡単テイスティングをおすすめします
大切なことは次の3つです
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングで求められるスキル
- 毎日5分でOK!酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次簡単テイスティング対策
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策は、一度は講座を受講するのがおススメ!
ひとつひとつご説明しますね。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングは日本酒と焼酎が出題されますが、
ご質問が日本酒に関してですので、日本酒に絞ってお答えしますね。
1.酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングで求められるスキル
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングテストでは、日本酒が4つ出題されます。
それらの日本酒について、次のような問題が出ます。
- 純米酒はどれか(純米系とアル添系の見極め)
- 山田錦はどれか(米の見極め)
- セルレニン耐性酵母はどれか(吟醸酒と、セルレニン耐性酵母を使った清酒の見極め)
- 山廃もとはどれか(酒母の見極め)
この、4つの見極めができるようになりましょう!
※なお、この(↑)4つの質問に「セルレニン耐性酵母」や「山廃もと」など
専門用語が出てきていますが、
今お読みの時点で分からなくても、
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の教本で試験勉強をする中で
専門用語については分かるようになってきますので大丈夫です!
私のおすすめは、毎日5分でいいので、
これら4種類の見極めの中から1つ選んで見極め練習をすることです。
では次に、毎日5分でOK!酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次簡単テイスティング対策をお伝えしますね。
2.毎日5分でOK!酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次簡単テイスティング対策
毎日「今日の見極めはコレ!」というのを決めて、見極め練習をしましょう。
次の4つから選んでください。
・純米系とアル添系
・米
・吟醸酒と、セルレニン耐性酵母を使った清酒
・酒母
「純米系とアル添系」の練習をする場合を例にとってご説明しますね。
◆準備するもの
国際規格のテイスティンググラス2つ(または香りをためることができるワイングラス2つ)
飲料(純米系とアル添系1つずつ 冷やしておく)
付箋紙
メモ用紙
国際規格のテイスティンググラスとは、ワインのプロフェッショナルのためのグラスです。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングでもこのグラスが使われているので、
試験対策でもこれを使って慣れましょう!
Amazonでも購入できます。
◆酒ディプロマ二次対策 5分テイスティングのやりかた
・飲料を注ぎます。量は約50ml
左のグラスを1番(純米)、右を2番(アル添)としましょう。
この時点では、どちらが純米系かどちらがアル添系か、わかるようにしておいてください。
写真では、付箋に1,2と書いています。
・テイスティングをします。
一つずつ「外観」「香り」「味わい」それぞれ感じるままでいいのでテイスティングをしてメモに書きます。
このとき、メモにも1番(純米)、2番(アル添)と記入しておきます。
・グラスの「答え」を隠します
グラスに貼った答え(付箋紙)をクルクルと丸めて答えが見えないようにします。
・セルフブラインド状態にします
目を閉じて左右のグラスを何度か入れ替えます。
もう、どちらが1番か2番かわかりません。
これが、セルフブラインド状態です。
・再度テイスティングをします
メモに「左のグラス」「右のグラス」と記入した後、
2つの飲料をテイスティングして、「外観」「香り」「味わい」を確認し、メモします。
最後に、左のグラス・右のグラス どちらが純米系でどちらがアル添系と見極めたかも記入します。
・答え合わせをします
付箋を広げると答え合わせができます。
ここで大切なことを言いますね。
実は答えがあっているかどうかより重要なことがあります。
メモに書いた「テイスティングコメント」が大外れしていないかどうかが重要です。
香りについては、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)教本の156~157ページに、
「どんな清酒にどんなテイスティングコメントが使われるか」
の説明がありますので、それを確認してください。
まずは大きく外さないことを目指しましょう。
この程度の対策であれば毎日5分あればできそうじゃないですか?
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策は、
たまにドカンと時間をとってやるのはおすすめしません。
毎日少しずつを積み重ねるのがいちばん力が付きます!
1日1見極めなので、テイスティングで何がニガテかはっきりわかります!
グラスを4こも5こも並べていろいろな日本酒をテイスティングする練習は、
難しい上に「何がわからないのか」が分かりにくいです。
この、酒ディプロマ二次対策の5分ペアリング練習は、1日1つの見極めを練習するので、
毎日やっていくうちに「何がニガテなのか」がはっきりとわかります。
そうすれば、その「ニガテな見極め」に集中して練習できるのがいいところです!
3.酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策は、
一度は講座を受講するのがおススメ!
2.でご提案した、「毎日5分でOK!酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次簡単テイスティング対策」で、確実に力を付けることができます。
ただ、大切なことがあります。
それは…
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策は、一度は講座を受講するのがおススメ!
ということ。
その理由は、「テイスティングコメント」です。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングでは、
日本酒4種類について「外観」「香り」「味わい」と分類されたテイスティング用語のなかから、
適切なものを選ぶ問題が出ます。
↑このような「テイスティング用語選択用紙」が配布され、適切なコメントを選びます。
この、用意されているテイスティングコメントは教本に載っていないものもあるため、
・どんな用語があるのか
・どの外観(香り・味わい)のとき、どの用語を選べばいいか
について、独学では適切な対策が取れません。
ですから、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングについては、
一度はリアルやオンラインのテイスティング講座を受講して、
テイスティングコメントに慣れましょう!
傾向と対策をきちんと研究している学校や個人の講座を受講してくださいね!
りかさんのお悩みの中にあった
「私の感覚と試験が正解とするコメントを一致させるのが下手」については、
テイスティング講座を受講して、
どのような日本酒で、どの用語を選べばいいかを学ぶことで対策できます!
今日は、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次テイスティング対策の練習方法について、大切なことをお伝えしました。
大切なこと3つ、おさらいしますね。
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティングで求められるスキル
- 毎日5分でOK!酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次簡単テイスティング対策
- 酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策は、一度は講座を受講するのがおススメ!
毎日5分テイスティングで確実に力をつけつつ、
講座を受講してテイスティング用語に慣れ、
適切なテイスティング用語を選べるようになりましょう!
今はニガテだなと思っていても、
必ずスキルアップできますので大丈夫です。
今回は「酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次のテイスティング対策」について解説しました。
その他にも、酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)二次一発合格する対策のコツを、
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