M-1グランプリ2007を見た | 気球に乗ってどこまでも

M-1グランプリ2007を見た

M-1は初回からずっとテレビに噛り付きで観ている番組。
今年は自分的には優勝候補不在で、 案外千鳥辺りがうまくツボにはまって優勝するのではと予想していたのだが、
結果は敗者復活から勝ち上がって来たサンドウィッチマンという誰もが予想し得なかったもの。
同じ敗者復活優勝でも、ここで麒麟とかオリラジが来てたら、さすがに出来レースと言わざるを得ないが、あんな華の無い2人を優勝させることで誰も得をする訳が無いので、これで出来レース疑惑は晴れたか。
まぁその疑惑を払拭するために、今年はあえてそうしたとも考えられますけど。

せっかくなので今回は自分も審査員と同じように採点してみました。
1、笑い飯 80点(なぜこんなネタをM-1に・・?)
2、ポイズンガールバンド 81点(とりあえず笑い飯よりは笑えた。)
3、ザブングル 79点(顔と勢いが命。爆発力は自分的には足りない。)
4、千鳥 85点(今まで見た千鳥の中では一番好き。ただオチが勿体無い。)
5、トータルテンボス 92点(無駄が無く洗練されている。貫禄出てきた感じ。)
6、キングコング 88点(やっぱりなんだかんだで面白いなぁ。安定。)
7、ハリセンボン 87点(良かったけど、死神のほうにもっと面白いことを言わせまくって欲しかった。)
8、ダイアン 89点(ボケが投げっぱなしでなければもっと面白い。)
9、サンドウィッチマン 91点(純粋に面白かった)
決勝戦はトータルテンボスに1票。ボケを全部回収していくオチの流れが好き。

千鳥以降はどれも楽しめましたね。去年よりは笑った回数は多かった。
が、しかし1組の爆発力という意味ではこれまでの年よりも明らかに足りない。
ここ3年の覇者(アンタ・ブラマヨ・チュート)は鮮烈な印象を残してくれているのだが、 今年のサンドウィッチマンは確かに面白かったけど、ちょっとこれまでの優勝よりは水準が低い気がする。
全体的に小粒の中で頭一つ抜け出したって感じだ。
どれもこれも小さいボケを重ねたネタばかりで、流れのある掛け合いがあまり見られなかったからかな。

ともあれサンドウィッチマンが、過去の覇者同様にブレイク出来るのかが見ものである。
ボケの人はちょっとバナナマンの設楽に似てるね。