話す時にはいつも相手をまっすぐに見ていて、

その目がキラキラしてるのが綺麗だとか何とか思ったあの人には彼女がいた。

それを知ったのは本当の偶然。

今日の勉強会の時間だった。


彼が持っていた法典をちょっとだけ借りてみたけど、

そこに貼ってあったメモ書きの内容がなんと彼女さんからのメッセー。

「OOの物!」って書いていて「好きだ」とか何とかの内容もあった気がして。

本の一瞬見ただけで正確な覚えはない。


それを見てちょっと困惑してなんと謝ってしまったのだ、私は。

「何かすみません。」って。

二人だけの秘密を見てしまったような気がして・・・


ああ~そう言えば彼は女とかには興味がないように見えたし、

彼を見てメールのやり取りが多いなと思ったことあるし。

彼女さんがいたのか!! なら全てが納得ね。


人を弄ぶとか利用することができる人間だとは思えないし、真面目そうな彼だ。

そんな彼に好きな女がいるのなら随分本気になって付き合っているのだろうな。


短い間だったが気になっていた人に彼女がいるなんてちょっと寂しいけど、まあこれでいいか。

恋人のいる男にちょっかいを出す趣味はないし、

恋人がいるのにほかの女性に誘惑される男なんてくだらない者だと思うからね。


で、勉強会ではやっぱり勉強だけに集中するべきかぁあせる

二人とも意地を張って気持ちを伝えなくて終わらせた初恋。

私が彼に無理やり合わせようとして、お互いがあきれて終わった二度目の恋。


結局

自分だけを思って頑固になっても

相手だけを思って自分を見失うことになっても

両方とも良くなかったみたいだ。


でもその間でバランスを保つなんてとても難しいね・・・

今でも分からないよ。



今聞いてる歌の詩が心に染みる。


「君に伝えた情熱はあきれるほど情けないもので

笑うのをこらえているよ後で少し虚しくなった」


-フジファブリックの茜色の夕日から


久しぶりに感じた。

心が騒ぐって言うかどこか不安と似ている感情。

その人の瞳がキラキラしてるのが綺麗だと思ったから?

それともただの試験前の不安かな?


中学や高校の先生たちが私ら学生に教えたがった色んな事がある。

今の私がその頃へ戻れるのなら、

その時とは随分違う感情を持ったんだろうと思った。

そんな大事な色んなことを深く考えることができるには

その頃の私は幼すぎだったな・・・