サヨナラ王将
日本酒BARあさくら最寄りの王将河原町三条店が明日4月13日で閉店することになりました。
河原町三条店はなくなるけど、三条店、河原町店はある。
なんかややこしい。
まあ、あんまり思い入れがあったわけではないですが、近所だったので昼酒後の夕食なんかで時々利用してたんでなくなると不便だなあとは思います。
最後にもう一度行っておくかと扉を開けてみました。
混んでるのかと思いきや、意外とすんなり座れました。
中華そば。
あんまりおいしくなかったなあ。
そういう意味では忘れられないか。
延々と同じ映像がループし続けるモニター。
この近くに座らされると、心を無にする技術を求められました。
極王シリーズはあんまりメリットを感じなかった。
まあ、やはり餃子ですわな。
接客業のくせににんにくゼロではなく普通のを頼むというね。
激増しにしないだけ良心はあるか。
店に入る前の夕食に使うこともあったので、セットも時々頼ん・・・・・・だ覚えがない(;´∀`)
なんかセットの組み方がビミョーで頼む必要性を感じなかったというか、お得じゃないよなあというのが原因だったかな。
餃子。
ジャストサイズがありがたかった。
アラフィフオヤジは食も細くなってきてるので小サイズはありがたいんです。
そして、餃子のタレ、酢、こしょう、ラー油は餃子だけでなく様々な味変アイテムとしても大活躍(^_-)-☆
最後のメニューは天津飯。
天津飯行脚してるのに、そういえば王将のはとりあげたことありませんでした。
機を改めて。
最後だから唐揚げもジャストサイズで追加。
おっさんにはなかなかの量でおなかパンパンになりました。
さようなら王将。
また会う日まで・・・・・・。
って、違う店はいくらでもありますからね(^-^;
しかし、メインストリートにある王将が閉店とは。
狭いエリアに3店舗というのはさすがに多すぎた?
たぶん、コロナ禍前の景気だったらキープできたのでしょうが、コロナ禍で河原町・木屋町エリアの来客構成は随分変わりましたからね。
王将はインバウンドのお客さんは多くないので、それほどメリットを感じなかったのでしょう。
それどころか、以前と比べてこの辺りに来る日本人のお客さんの数はずいぶん減ってます。
いや、正確ではないですね。
日本人の数自体は変わってないですが、その構成比が様変わりしました。
地元の人はほとんど来ず、旅行客ばかりになったので王将としてはきびしい。
王将が地元にない人はともかくとして、国内旅行客がわざわざ京都に来て王将に入るかというとゼロではないにせよその比率はずいぶん低いはずです。
閉店を決めた背景はその辺にあるのではないかと踏んでいます。
まあ、これは実は他人事ではなくて、こと日本人に関するかぎりその事実は日本酒BARあさくらにも当てはまっています。
コロナ禍を経て来客構成はずいぶん変わりました。
繁華街、飲み屋街に出てくる地元のお客さまの数というのはずいぶん減りました。
コロナ禍前に通ってくれていた人の多くを見かけなくなりました。
たまにご来店の際に口をそろえて言うのが、
「あんまり呑みに出なくなっちゃって」
です。
これは正確には、「生活圏の外には」が省略されています。
インバウンドの増加と日本人旅行客のおかげで何とか日々食いつないでいますが、常に危機感は抱いています。
通訳ガイドの仕事を始めたのもいざという時のため、リスクマネジメントの意味合いも兼ねています。
まあ、そんなこんなで近所の王将の閉店からいろんなことを考えてしまいました。
店としての寿命もあるのかなあ。