パサージュな16時開店
またも38℃予報の京都市内ですが、
日本酒BARあさくらは16時開店でみなさんのご来店お待ちしてます(^O^)/
ふとしたタイミングでヴァルター・ベンヤミンのパサージュ論のことを思い出しました。
そのきっかけというのはハンナ・アーレントの伝記的な漫画だったわけですが、このタイミングでアーレントとベンヤミンかと、なんだか不思議な運命の糸を感じました。
アーレントとベンヤミン、学生の頃の先生経由で折に触れてその思想を垣間見てはきたけど、実は著作そのものを読んだことはない。
正確に言えば、アーレントの方は何度かトライして挫折。
ベンヤミンは難解そうで手に取ったことすらなし。
でも、それぞれ後の研究者たちの書いたものを通してその思想のエッセンスに触れたり、講義で聴いたり。
パサージュ論、完全に忘れてました。
一見、街の見聞録ともとれるぐらいにいろんなトピックが扱われているけど、街の様子を微に入り細を穿って観察することを通じて思索を深め、思想を形成していく。
なるほどなあと思いつつ、なんだか勝手に共通性というか親和性。
ブログで取り扱っていることも、意図的に日本酒とは関係ないいろんなトピックを取り上げているのですが、これをもっと深化して考え抜くということをしていけばパサージュ論的なことができるのではないかと。
ああ、いや、そんな大言壮語ではないのですが、今まで表面的にしかなぞってこなかったので、それをもう少し深めていくことで何かが得られるのではないかと。
得られるのか?
まあ、ひとつの新たな試みですかね。
時間あるかな?
でも、これからちょっとトライしていければと思います。