表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
一冊の本を手に取る理由は様々です。
好きな作家だから、内容が気になるから、ベストセラーだから・・・etc
本書を手にした理由のひとつはアメトーークの読書芸人の時の紹介のされ方でした。
ピースの又吉が紹介するその感じが、しみじみといいエッセイですよというような感じだったので、
これは!?と思ったのです。
加えて、題名とカバー写真にも惹かれました。
著者はお笑いコンビ「オードリー」の若林正恭。
「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」
若林正恭
若林さんはもともと好きな芸人でしたが、
アメトーークの人見知り芸人の時にかなりの人見知りであるということが分かって、
そこから勝手にシンパシーを感じて応援している芸人さんです。
バーのマスターで人見知りというのは、
「芸人で人見知りって、何やそれ!!」
と同じくらいツッコまれるポイントなのですが、事実だから仕方がない。
人見知り芸人の時に特に共感を覚えたのが缶コーヒーのエピソード。
偽の取材で初めて会うカメラマンと二人きりにさせられる、という仕掛けがあったのですが、
間が持たなくなると缶コーヒーやお菓子の説明書きや原材料等、とにかく文字を探して読み続けるという(笑)
関心がある風に装って、ちょっと読み上げてみたりしてというところなんかもポイントで、
テレビの前で「ああ、わかるわぁ」と独り言ちてしまいました。
私の場合、店で間が持たなくなると日本酒の瓶のラベルを読み出します。
(あぁ、これでもうこの手は使いづらくなっちゃうな・・・(^^;)
閑話休題。
同じ人見知りという境遇にも共感して手に取ってみた本書。
出だしの数行を読んだ時点で分かりました。
あぁ、これはいい本に出会えたなぁ、と。
本好きな人なら経験があると思うのですが、
最初のページ、あるいは極端な場合、目次を見ただけでこの本は自分に必要な本だというのが分かることがあるのです。
この感覚、久しぶりだなと思って読み進めていくと、
その予感は正しかったなと確信に変わっていきました。
この本は若林さんがキューバに旅行した際のことをつづったエッセイなのですが、
普通の旅行エッセイとはひと味もふた味も違っています。
まず第1章(ruta1)からして、ニューヨークスタートです。
ニューヨークとキューバ?
そう思っていると、今度は家庭教師の話。
ん?
と思わせたところで、ちゃんと話を本筋に戻す。
うまいなぁ。
文章自体はそこまでうまいわけではありませんが、随所にそうした気遣いとも思えるような仕掛けがあるのです。
そして、丁寧に言葉を選んでいるんだろうなというのが伝わってきます。
描写も細かいところまできちんとできていて、場面によっては小説を読んでいるような気分にさせられる個所もありました。
たぶん、今年か来年、そう遠くないうちに彼は小説を書くことになるんじゃないでしょうか。
多忙なスケジュールの中、そんな時間が取れるのかは分かりませんが、
少なくとも小説を書くだけの力は十分に備えられているなというのを感じました。
若林さんが書く小説、読んでみたいですね(^^)
1月の休業日
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1月13日(土)
1月20日(土)
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