なにもないシアワセ大東京ビンボー生活マニュアル~誰も来ない金曜の夜に~
読書週間だからというわけでもないですが、ここのところ読書が快調に進んでいます。
漫画も活字もバランスよくね。
お客さんから貸してもらったこの漫画も
昨日店にいる間に読めてしまいました
(金曜なのに誰も来ないんだもんなあ(^^;)。
なにもないシアワセ
大東京ビンボー生活マニュアル
前川つかさ
1話が4~6ページで、
主人公のコースケがビンボーながらも
日々を穏やかに明るく楽しく過ごす生活を描いているだけなのですが、
なんだか読んでいてとてもなつかしい気持ちになりました。
雑誌に連載されていたのが1986年~1989年なので、
自分の少年時代と重なるんですよね。
昭和のノスタルジーのようなものを感じます。
「貧乏」と漢字で書くと、
そこに何となく悲壮感のようなものが漂ってしまいますが、
カタカナの「ビンボー」にはあっけらかんとした明るさのようなものが感じられます。
お金はなくてもケチではなく、浅ましくもなく、
あるもの、持っているものだけでシアワセ。
そんなコースケの姿に現代人が失ってしまった何かを重ねてしまうのかもしれません。
昔と比べ、世の中の時間の流れはずいぶん早くなりました。
私は比較的その影響の外にいるように思っていたのですが、
お客さんの来ない金曜日に店で一人で考えていたら、
自分も知らない間にずいぶんあくせくとするようになってきたということに気付きました。
最近、なんで自分はこんなにお金に縁がないんだろうとドンヨリしながら考えたりもしたのですが、
その代わり人より時間だけはたっぷりあるんですよね。
「ビンボー人には時間だけはたっぷりある」
うん。
まあ、そういうことなんですよね。
金曜の夜にノーゲストというのは経営的にはいささか問題ではありますが、
本を読む時間と振り返る時間を与えてもらえたのはありがたいことです。
久しぶりに、一人でじっくりと店のお酒たちと向き合うこともできましたしね。
これが毎日続くと経営が立ちゆかなくなってしまうので困ったことになりますが、
時にはこういう日も悪くないです。
ゆっくり自分を振り返ることができました。
来客ゼロ金曜日の翌日の土曜日。
さて、今日はお客さん来てくれますでしょうか。
こういう時って反動で多かったりするものですが、
そうなるとそうなったでまた平日に誰も来なかったりするんですよね(^^;
分散して来てくれるとありがたいのになあ。
つぶれない程度に皆さんにも支えていただけたら幸いです。
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