休日は大阪で中華とモルト | 日本酒バー開店日記~日本酒BARあさくらat京都~

休日は大阪で中華とモルト

昨日の休みは大阪に出てました。
最近開店した知人のお店に寄るのがメインの目的。
まあ、せっかくだから大阪で何か食べようということで、
玉造にあるしゃんらんという中華料理屋に行ってきました。
ここは自家製ラー油、豆板醤等を使った
四川風の坦々麺や麻婆豆腐が名物とのこと。
特に麻婆豆腐の辛さはかなりのものだと聞いていたので、
辛いもの好き、かつ最近は麻婆行脚をしている私としては、
期待せずにはいられません。



玉造なんて、普段は滅多に降りる事のない駅です。
地下鉄鶴見緑地線の3番出口を出てすぐ北を西に曲がり、
少し歩くとすぐに見つけることができました。
思っていたよりも小さなお店です。
カウンター5席とテーブルが二つ。
このお店は調理はもちろん、オーダー取りからドリンク、お運びまで
全てご主人一人で切り盛りされています。
メニューの脇にはその旨が記してあり、
混雑時は時間がかかるとも書いてあります。
私達が店に着いたのは7時ちょっと前。
テーブルに一組だけお客さんがいました。
メニューを見ると、やはり麻婆豆腐、坦々麺は上に写真入で出ています。
汁なし坦々麺にもひかれましたが、ここは普通の坦々麺に。
麻婆豆腐は、
四川麻婆豆腐(800円)

四川省の麻婆豆腐(1180円)の二種類。
何が違うのかを尋ねてみると、
四川省の麻婆豆腐の方がかなり辛いとのこと。
少し高いですが、もちろん四川省の麻婆豆腐をオーダー。
定番の味も見ておこうと、焼き餃子と炒飯も注文。



まず最初に出てきたのは焼き餃子。
口に含んだ瞬間に思わずうまい!と口走ってしまいました。
こんがり焼きあがってはいるのですが、
パリパリ感を楽しむというよりは皮のモチッとした感じと
噛むとジュワッと染み出てくる肉汁のうまみが
口の中いっぱいに広がり、噛むほどにうまみが増してきます。
餃子にはそれほど期待していなかったので、
いい意味で期待を裏切られました。
餃子を食べている間に目の前では麻婆豆腐の調理がされています。
色々な香辛料を混ぜ合わせて火にかけているのでしょう。
香辛料の香りが店内中に広がり、それだけでくしゃみが出そうになるほど。
カウンターの我々だけかと思ったら、
後ろのテーブルに座っている人達も今日の香りはすごいな、
と口に出して驚くほど。
これはかなり辛そうだなあ、全部食べ切れるのかと心配になってきました。
やがて目の前に運ばれてきた麻婆豆腐は見るからに辛そう。





はたして、どれほどの辛さなのか。
おそるおそるレンゲを口に運ぶと・・・
うまい!
思ったほどには辛さは感じず、様々な香辛料の入り混じった複雑な味。
辛さだけではなく、色々な感覚が口中を巡ります。
後からジンワリと辛さはきますが、
唐辛子系の激辛料理にありがちな口の中が痛くなるような
感覚はまったくありません。
豆腐が小さく刻んであるおかげで、
うまくスパイスやラー油とからんでしっかりと味が馴染んでいます。


「これだ、これ!」


食べながら思いました。
求めていた麻婆豆腐の味はまさにこれだ!
京都で色々と食べ歩きましたが、
まさか大阪で出会うことになるとは思いませんでした。
いやあ、おいしかったです。





坦々麺も辛さが絶妙で、
麻婆豆腐と同じく辛味は香辛料の持つ様々な味のひとつ、
という感じの辛さで甘みともうまくあいまってとてもおいしかったです。
炒飯もいわゆるパラパラの炒飯ではありませんが、
適度に残ったごはんの粘り気がうまく具材とからみあって、
そこいらの炒飯とは比べものにならないおいしさでした。
頼んだもの全てがおいしく、はずれがひとつもなかった。
しかも、値段もリーズナブル。
瓶ビールがハートランドというのも気に入りました。
他のメニューでも気になるものがあったのでぜひまた来たいし、
人にもオススメできるお店ですね。
ご主人の職人芸的な料理捌きを見るのもまた楽しみのひとつです(^^)



中国厨房しゃんらん
大阪市中央区玉造1-6-22
TEL:06-4304-0064
営業時間:平日 :11:30~14:00 18:00~23:30
日・祝:17:00~22:30   
不定休
HP: http://www.shan-ran.com/


そういえば、店を出てから気付きましたが、
麻婆豆腐にせよ、坦々麺にせよ、
あれほど辛かったのに全く舌にその辛さが残っていません。
スッとひいてくれる辛さ。
この感覚もまた初めて。
やっぱりもう一度行かなければ、と改めて思いました。



玉造で食事を終えた後は知人の店のある心斎橋に。
多くの飲食店が軒を連ねる賑やかな場所に店はありました。
お店は2階にあるのですが、
階段が小さくて見落としてしまいそうに(^^;
ここはうちの奥さんの昔からの友達がやっているお店です。
先日開店したばかりなので、
遅ればせながらのお祝いを渡して席に着きます。
ちなみに日本酒は月に3種類、
私がセレクトしたものを置いてもらっています。
今月は秋鹿と宝剣と貴。
店主はチャキチャキとしたよくしゃべるお姉さんで、
話しているとこちらもノセられて楽しくなってきます。
女の子の味方で男前なアネゴ、といった感じでしょうか。
とても気持ちのいい人です。
話してばかりではいけないと思い、
一杯目はジントニックを頼み喉を潤します。
次は何を呑もうかと思っていると、
スプリングバンクをすすめてくれました。
スプリングバンクは好きなモルトのひとつです。
目の前に出されたのは、
スプリングバンクラムウッド16年
バーボン樽で8年、ラム樽で8年間熟成させた16年ものです。
世界限定5100本
ウッドエクスプレッションシリーズのひとつなので、
もちろん、カスクストレングスです。
54.2度というアルコール度数の高さにもかかわらず、
漂ってくるのは何とも上品でやさしい甘い香り。
口に含んでもフワッとしたハチミツのような甘さを最初に感じ、
その後香りがブワッと口の中全体に広がり、
深い余韻を残して喉の奥に流れていきます。
やっぱりスプリングバンクはいいなあ。
ゆっくりとその余韻に浸りながら思いました。



職業柄、日本酒しか呑まないのかと思われがちですが、
私はおいしいものなら何でも好きです。
かつて店の近くにモルトの名店、
ノイリーバーがあった時はよくお世話になったものです。
最近は洋酒のバーに行く機会は減りましたが、
(というよりも呑みに行くこと自体減ってるのですが)
一旦、呑みに行けば、カクテルでもウイスキーでもワインでもシェリーでも
何でも来い!という感じですね。
久しぶりにおいしいモルトを堪能させてもらいました。
スプリングバンクのボトルを撮ろうと思ったら、
店主が私も写してというので一緒にパチリ。





美人は絵になりますね(^^)

どうもごちそうさまでした。


just a little bit attic
大阪市中央区東心斎橋1-14-24
Tel:06-6252-4919
営業時間:19:30~25:00






帰りに京都駅で降りるつもりが、
乗り過ごして山科まで行ってしまったのはご愛嬌(^^;
野洲まで行ってしまわなかっただけよしとしときましょう。

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