純米酒熟成ファンド
昨日(8月18日)の京都新聞に
純米酒熟成ファンドのことが掲載されていました。
以下、記事より抜粋。
造り酒屋(蔵)で構成する「全量純米蔵を目指す会」は16日、原料費を安定的に調達するための専門ファンドを設けることを明らかにした。
愛好家らに期間4年で資金を出してもらい、優良な純米酒をじっくり熟成する狙いがある。
純米酒はコメ、米麹、水だけを原料に使い、醸造アルコールを混ぜない。長期熟成させると濃厚な味わいになるが、生産に長い時間がかかる。
蔵が銀行から融資を受ける場合、銀行側は「酒は製造から販売まで1年で完結する商品」との認識のため、短期融資がほとんど。
熟成のため2年以上寝かせると「不良在庫」とみなされることもあるという。
今回のファンドには目指す会の会員のうち向井酒造(京都府伊根町)、神亀酒造(埼玉県)、秋鹿酒造(大阪府)など十社が参加。
一口五万円(一人二口まで)で九月上旬から十一月末まで募集。
配当利回りは1%程度だが、出資者は各蔵の酒のプレゼントや、利き酒会への招待といった特典を受けられる。
目指す会の世話役を務める神亀酒造の小川原良征専務は「(熟成に)十分時間をかけられる。最高の酒を造りたい」と意気込んでいる。
たしかにお酒を熟成させるには時間もかかるし、リスクもかかります。
こうしたファンドで蔵のサポートをするというのはいいことですね。
熟成に限らず、最近になってこうした日本酒蔵を支援する
ファンドの設立があちこちで見られます。
地震でダメージを受けた蔵を支援するファンドというのもしばらく前に見た覚えがあります。
日本酒業界では毎年、
「え、あの蔵が!?」
という割と有名な蔵が潰れるというのも当たり前になってきています。
あんなおいしいお酒を造ってたのに・・・
と惜しまれつつ休業、廃業に追い込まれるケースも少なくありません。
できれば、そうした蔵を支援するためのファンドも設立してほしいです。
たぶん、私が知らないだけで既にそうしたファンドもあるのかもしれませんが、
そういうファンドの動きがもっと世の人の知るところとなってほしいです。
美味しいお酒を造ってくれる蔵がなくなるのを少しでも食い止められたらなあ。
そう願ってやみません。
