夕立?スコール?
8月になってから35度を超える猛暑日も少なくなって、
7月後半と比べるとずいぶんすごしやすくなりましたね。
それでも、セミの鳴き声は相変わらずうるさくて、
もっと寝ていたいのに早くに起こされてしまう
なんていうこともしばしばです。
セミと同様に、夏で困るのが夕立です。
昨日の昼、図書館で本を読んでいました。
夏休み期間中は大学の図書館は人が少なくてとても使いやすい。
学生さん、もうちょっと勉強しなさいよ、
等と思いながら自分をふりかえってみると、
海外旅行に行ってたり、バイトしてたりで、
夏休みを図書館で過ごしたのは大学院進学のためと
卒業論文のために必死で勉強してた4回生の時だけでした。
学生さん、夏休みは大いに遊びなさいよ、
と思い直しながら図書館に入っていきます。
環境に配慮ということで冷房の温度は例年より1.8℃高い設定だそうですが、
図書館は適度に冷えていて心地良いし、
何より家にいてクーラーをつけると電気代が結構かかりますからね。
快適環境でしばらく過ごして、
そろそろ家に戻って仕事に行く準備をしなきゃな、
と思った矢先、突然嵐のような大雨になりました。
バケツをひっくり返したよう、という表現がピッタリで、
さらに風も強く吹いていて、
大きなガラス張りの窓から外の様子を窺っていると、
雨は白い煙のようになって風に運ばれていきます。
「参ったな」
家を出る時、多少曇ってはいたものの、
雨の気配はまるでなく雨具の用意もしていません。
よしんば、傘を持っていたとしても、
これだけの雨風の中を自転車で行くのは自殺行為に等しいしで、
完全に足止めを食らった形です。
スコールのような夕立はいつもなら30分もすれば止んでくれるのですが、
時計を見ると既に降り始めてから40分以上が経っています。
こんな日に限って、携帯も家に忘れてきてしまっている。
せめてもう少し雨足が弱まってくれれば、
とは思うのですが、雨は一向に止む気配がありません。
「今日は遅刻かもしれないな」
そんな考えも頭をよぎり始めました。
雷の大きな音が外では何度も何度も響き渡っています。
まあ、焦ってもどうしようもないし、
と再び視線を本に落として数分後、
道路を叩く雨の音が弱まったように思いました。
ふと、窓の外に目をやると小降りになっています。
まだ傘を差さないといけないくらいのレベルではあるものの、
これくらいなら何とかなるかな、と慌てて帰り支度。
カウンターでチェックしたほんの貸し出し手続きを済ませ、
外に出て見ると先ほどよりもさらに雨は弱まり、
傘なしで十分に歩けるくらいになっていました。
「やれやれ、本当にスコールみたいだな」
そう思いながら、帰宅の途につきました。
店に行く途中で鴨川べりを通ったのですが、
いつもは浅い鴨川の水位がかなり高くなっていて、
濁った水が勢いよく流れていました。
ほんの1時間程度なのに、あれだけ増水するとは。
ひょっとしたら、大雨洪水警報が出ていたのかもしれませんね。
夕立は足止めをされたり、
洗濯物を台無しにされたりと困ったことも多いですが、
昨日の雨は熱を持った地面を冷やしてくれて、
涼しくて過ごしやすい夕方をもたらしてくれました。
雨といっても、悪いことばかりではありませんね。
