アース
毎月1日は映画ファン感謝デーで映画が1000円だったので、
ネイチャードキュメンタリー映画
『アース』
を観てきました。
北極の白熊が冬眠から目覚めるところから始まり、
ツンドラのオオヤマネコ、
ヒマラヤを越える鶴の渡り、
水を求めて長旅をするゾウの群れ、
トナカイを狩る狼、
極楽鳥の求愛ダンス等
滅多に見られない映像が盛りだくさんでした。
美しい映像ばかりなので、
ぜひ映画館で観てほしいです。
中でも一番印象に残ったのが、
『ジョーズ』
でおなじみのホオジロザメの狩りです。
海面を泳ぐアザラシをジャンプしながら捕食。
一呑みです。
あの巨体がしぶきを上げながら海面を舞い、
凶暴な牙が獲物を捕らえる姿はとても美しかったです。
残酷?
いえ、違います。
彼らはただ生きているだけです。
こうしている今も地球上のどこかで
繰り広げられる自然の営み。
狩りはその中の一部に過ぎないのです。
子どもに推奨しているためか、
チーターや狼の狩りのシーンが
獲物を捕まえたところで切られていました。
この映画はBBC制作のテレビシリーズ
『プラネットアース』
を再編集したものだそうです。
おそらく、テレビ版では狩った後の食事の場面も入っていたはずです。
映画ではそこまで描かれていなかったために、
尻切れとんぼの感が否めません。
テレビシリーズの方をちゃんと観てみたいな、
と思いました。
最後の場面で滅びゆく白熊を引き合いに
環境問題についてナレーションが言及しています。
たしかに環境問題は考えなければならない重要な問題です。
しかし、この映画は美しい自然の世界を写しただけで、
環境問題とは無理矢理つなげているような違和感がありました。
最後のナレーションがあったために、
映画の価値が少し損なわれたような気がします。
環境のことを訴えたいなら、もう少し違う撮り方があったはずです。
環境を保っていくために、やらなければならないこと。
それは皆分かっているはずです。
ただ、行動に移せないだけで。
誰もが思っていること、
それを実行に移すことができれば、
この自然が失われていくスピードを緩めることはできるでしょう。
滅び行く世界。
そうならないために、やれることを。