三重錦、中井酒造場訪問
2月の半ば、伊賀に住む友人宅に遊びに行ったのですが、
せっかく伊賀に行くのだし、と思いそこから割りと近くにある
三重錦醸造元の中井酒造場さんにお邪魔してきました。
夕方前に出迎えてくれたのは蔵元であり杜氏でもある中井さんです。
中井さんは昨年の祇園祭の時にもお手伝いに来てくれたのを
覚えておられる方もあるかもしれません。
結構知られている話かもしれませんが、中井さんは元プロボクサーです。
今は現役こそ退いていますが、トレーニングや指導はされているようです。
さて、そんな中井さんの蔵ですが非常に小さいです。
現在の生産量は100石くらい。
去年は少し石数を多くしたらしいのですが、
どうも自分では納得のいかなかった部分もあったようで、
じっくりとお酒と向き合える無理のない数字に戻したとのことです。
数字なんかを聞いてると驚く部分もありますが、
きっちりした造りをしているなというのも分ります。
小規模蔵ならではの驚異的なお酒の代表が渾身の100キロ仕込です。
これは総米が100キロということなのですが、
通常のお酒造りからするととんでもなく小さい仕込みです。
ですから、普通は酒母を作るタンクでもろみ管理をしています。
小さい分、温度管理等はしやすいので細かく目を配ることもできるまさに渾身のお酒ですね。
もう搾れている今年のお酒もいくつか飲ませてもらいましたが、
今のままフレッシュな状態を楽しめるものもあれば、
夏以降の熟成がうまくいきそうなお酒もあって今年も楽しみです。
中井さん、お忙しい中どうもありがとうございました。

