先週の音故知新です
Girls Aloud
「Sound of the Underground」(’03)
以前からチャートもののコンピとかに入ってる曲を何となく聴いていて何となく気にはなっていたものの基本スルーしていたGirls Aloud。
ガールズ・グループというだけで、他の情報はほとんど知らなかったのですが…。
英のタレント発掘番組の優勝メンバー5人の女子で結成されたGirls Aloud。
‘08に5thアルバムをリリースして移行の活動休止期間を経て、’12に再結成しアルバムをリリースとツアーを行った後、正式に解散してるようです。
取り敢えず中古屋でCDが激安だったため購入した盤。
最近では中古アナログ盤はほぼ全てが値上がりしてますが、中古CDは安いものは笑っちゃうぐらい安いですね。(¥55でした )
ドラム&ベースあり、ビッグ・ビート?Daft Punkを少し意識?なそれなりに流行を取り入れた色々なノリの良い曲満載。
1枚のアルバムにしては微妙に統一感を欠く?各曲はそれなりにシングル切れそう?な印象なため、ベスト盤?と一瞬思いましたが普通にデビュー盤でした。
・Girls Aloud / Sound of the Underground
Delarosa & Asora
「Agony Part 1 + Backsome EP」(’01)
「Agony Part 1」は、Prefuse73でお馴染みのScott Herrenのこの名義では2枚目であり、現在のところ最後のアルバム。
国内盤CDはその「Agony Part 1」(’00)とシングル「Backsome EP」(’00)の6曲を合わせた全18曲のお買い得盤。
Prefuse73のようなヒップ・ホップ色は薄い、Schematicからのリリースらしいグリッチでアブストラクトなエレクトロニカ。
・Delarosa & Asora / Paz Suite 1
中森明菜
「Best」(’86)
デビューの「スローモーション」(’82)から「Solitude」(’85)まで、シングル13曲収録のベスト盤の90年代に出た再発廉価盤CD。
当時、聖子ちゃんよりは明菜がいいかな?ぐらいの認識で、アイドルにそこまではまってはなかったので、テレビの音楽番組などでなく音源をちゃんと聴いたのはこのCDを入手してから。(細野さんの「禁区」は除く)
私がテレビのない施設(鑑別所とかじゃない )で生活していた時代に当たる’84~の曲は、ほぼ知らなかったり、サビを知ってるぐらいだったり。
作曲陣は、細野さんはもちろん、来生たかお, 大沢誉志幸, 高中正義, 井上陽水などで豪華。
アレンジいいかも?と思ったら井上鑑だったり。
デビューの「スローモーション」は声が幼いのにびっくり!も、徐々に声も歌唱もレベルが上がっていくのが分かる。
ちゃんとそのまま活動続けて経験を重ねていたらかなりな味のある歌い手さんだったでしょうに残念。
バックが豪華な「飾りじゃないのよ涙は」↓
Fred Karlin
「Westworld - Original Soundtrack」(’73)
’73の米のSF映画のサントラ。
舞台は、西部開拓時代, ローマ時代, 中世ヨーロッパの3つを舞台にしたテーマパーク。
西部開拓時代のパークで、西部劇よろしくアンドロイドのガンマンと決闘して射殺するというアトラクションを楽しんだ主人公。
パークのシステムやプログラムに異常を来たし、再度現れた(通常はアトラクション終了後に修理をして再利用)プログラムが壊れたアンドロイドに命を狙われるという、「ターミネーター」('84)のアイデアにもなったのでは?という設定。
Yul Brynnerが無表情なアンドロイド役を演じ、執拗に追いかけてくるのが不気味。
ローマ時代, 中世ヨーロッパ(のパーク)に主人公を狙って西部のガンマンが現れるという画も面白い。
・Fred Karlin / Chase from "Westworld"
今回のお気に入りは
Lionrock
「City Delirious」(’98)
DJ, プロデューサーのJustin Robertson率いるLionrockの2nd。
アシッド・ハウス, ヒップ・ホップ, スカ, ファンク, ロックなどを上手に取り入れ仕上げたビッグ・ビート。
↓の「Rude Boy Rock」は英シングル・チャート20位までに上がるヒットに。(こんなんが普通にチャートに入るから、英チャートは面白かった)
しかし、アルバムは1stより売れてないようで、これがラスト・アルバムに。
2000年代初頭までのJustin Robertsonは他人曲のリミックス業などでも大活躍していましたが、その後は?
・Lionrock / Rude Boy Rock
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