先週の音故知新です
La Roux
「Sidetracked」('10)
女性ボーカルElly JacksonとプロデューサーのBen Langmaidの2人組、英の近代エレポのLa Roux。(現在はEllyが1人でやってるらしい)
2人が影響を受けたアーティストを選出したミックス・アルバム。
以前に見たインタビュー記事では、好きなエレポ~ニューウェーブのアーティストがかなり自分とかぶっていたような記憶が。
Japan, Heaven17, Blancmange, Tears for Fears, Paul Haig, Freur(Underworldの前身)などなどそのスジの人にお馴染みのアーティストが入っていますが、選んでいる曲もさらに渋い。
・La Roux / Sidetracked (Preview Part.1)
Fred Frith Trio
「Road」(’21)
ギターのFred FrithとJason Hoopes (ベース) , Jordan Glenn (ドラム)の3人組。
サックスとトランペット奏者をゲストに迎えて、’19に行った米, 独でのライブの模様を収めた盤。
インプロの実験的なジャズ・ロック, ポスト・ロック。
youtubeにはアルバムの曲は落ちてなかったので、他のライブの音源を。
・Fred Frith Trio / Live @ Starline Social Club
シュガー・ベイブ
「Songs」(’75)
’73~’76に活動し、山下達郎と大貫妙子が在籍したバンド。
最近はシティ・ポップとして再評価されているのでしょうか。
これをシティ・ポップと称するならば、シティ・ポップの源流のような盤でしょう。
達郎とター坊の声が若い。
「雨は手のひらにいっぱい」はちょっと前の達郎の東京公演ではメドレーで歌ってくれてたから期待してたのに、熊本公演では歌ってくれなかった…
シュガー・ベイブの曲は、「オレたちひょうきん族」のエンディングに使用されたEPOによるカバー「Down Town」('80)も世代にもよりますが有名かも。
・シュガー・ベイブ / 雨は手のひらにいっぱい
・EPO / Down Town
Reinhold Weber
「Complete Electronic and Phonetic Works 1968-74」(’22)
ドイツのクラシックや電子音楽の作曲家の、1st「Elektronische Musik」(’70)と2nd「Elektronische + Phonetische Kompositionen」(’74)を合わせたもの。
ドイツ語の詩の朗読?と電子音の掛け合い、モンドなSF映画の「UFO襲来 」「宇宙人との遭遇 」「光線銃による戦い 」などのシーン(勝手な想像)の音楽?音響効果?のようなアヴァンギャルドでエクスペリメンタルなミュージック・コンクレートを堪能する盤。
・Reinhold Weber / Musica Mundana
今回のお気に入りは
Dadamnphreaknoizphunk
「Dadamnphreaknoizphunk?」(’95)
Hardfloorのメンバーによる、ダウンテンポでトリップホップ, ブレイクビーツ, 一応アシッド的なことをやるユニットの4曲入りEP。
この名義では3枚アルバムを出しており、この芸風はかなり好きでした。
またこの路線で出して欲しい。
・Dadamnphreaknoizphunk / Triple Pay
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