花酵母を主に、色々な酵母を使って攻めた酒を醸す、佐賀の天吹酒造のお酒。
バナナ酵母を使った酒はインパクト大でしたが、個人的にはリピは無いです。(すみません)
最近は日本酒らしくないラベルのものも多いですが、これももはや品名すら表記がありませんね。
北緯東経の座標表記があり、酒蔵の場所を示しているようです。
雄町を精米歩合50%で使用。
アルコール度16%
720mlで¥1600でした。
シャクナゲとオシロイバナの花酵母を使っているようです。
ほんのり甘い香りがします。
バナナ酵母を使ったお酒はバナナの香りが強烈でしたが、これが花の香りですか?
瓶のラベルでは以下のような表記がありますが。
Sake Meter Value
Dry ーー○ーーーーーーー Sweet
Acidity
Rich ー○ーーーーーーーー Light
自分の感覚では、しっかりと旨味があり濃厚で、わずかな辛味、酸味もしっかり感じますが、かなり甘目のお酒でした。
Dryじゃないなあ?
自分の感覚がおかしいのか?
ちなみに、購入した酒屋の表記では日本酒度-2です。
「生酛」とは?
酒造りの過程の酒母作りの際に、雑菌の増加を乳酸で抑制する必要があります。
その乳酸をどのようにして作るかで、「生酛」と「速醸酛」に分類されます。
水, 蒸し米, 米麹で酒母を作る際に、蔵に住み着いた天然の乳酸菌が増殖し乳酸を生成するのを待つ方法を「生酛」、醸造用乳酸を添加する製法を「速醸酛」と言います。
乳酸菌が自然に増殖するのを待つ必要がないため、「速醸酛」では酒母が約12日で完成します。
「生酛」では完成までに約25日かかりますが、「生酛」で育った酵母は醪での発酵力が強く、糖をアルコールへ変換する力が強いため辛口の酒を作るのに向いている、旨味成分の一つアミノ酸が「速醸酛」より多い、複雑な味わいにつながるペプチドが多いと言われています。
と言うことで、手間暇かける「生酛」造りは、それだけ味わい深いお酒ができると言うことのようです。
で「生酛」とは何ぞやと勉強したところで...、「”裏”生酛」って何やねん!!
ネットで調べても出て来ません、天吹酒造が勝手に言ってるだけでしょうか?
裏メニューとかならまだしも、裏社会, 裏ビ●オなど、とても人様には知られてはならない疚しい, 怪しい, 恐ろしい方法で「生酛」をやってるのでしょう。
まあ、これ以上追求すると消されるかもしれませんし、美味しいお酒に仕上がっているので良しとしましょう。