昨年のことになりますが、宗像大社, 東郷神社と参拝し、同じ福津市にある宮地嶽神社にも参拝してきました。
全国の宮地嶽神社の総本社で、日本一大きいと称される注連縄、また日本航空のCMで有名になった参道の「光の道」で有名です。
一の鳥居から二の鳥居までの参道には売店も並び、「松ヶ枝餅」なるものを売っていましたが、見た目的には太宰府の「梅ヶ枝餅」まんまやと思いましたが、実は「松ケ枝餅」の方が古くからあるようです。
二の鳥居から登る「男坂」と呼ばれる石段から一直線に続く参道(約800m)の先に夕日が沈み、その道が照らされる様が「光の道」と称されるようになったようです。
参道の直線上に夕日が沈む「光の道」の光景が見られるのは2月下旬と10月下旬の2度です。
右写真は、その参道を男坂の上から見たものですが、まっすぐ伸びる様は見ていて気持ちがいいです。
長い参道の途中、大きく立派な鳥居がいくつも楼門まで続きます。
主祭神:息長足比売命(神功皇后)
祭神:勝村大神, 勝頼大神
約1700年前に第14代沖哀天皇の后であり応神天皇の母親である息長足比売命(神功皇后)が、この地を訪れた際に宮地岳山頂に祭壇を設け祈願を行い船出したのが始まりとされ、現在の境内は山腹に位置します。
拝殿にかかる注連縄が大きく立派です。
大注連縄, 大太鼓, 大鈴, 横穴式石室古墳の不動神社の4つが日本一の大きさを誇るとのことです。
大注連縄は出雲大社が大きいのかと思っていたので調べてみると…。
宮地嶽神社の注連縄:直径2.6m, 長さ11m, 重さ3トン(公式ホームページより)
出雲大社の注連縄:周囲9m, 長さ13m, 重さ5トン(wikipediaより)
直径2.6mならば周囲約8.2mなので、出雲大社>宮地嶽神社なのですが?
また境内には奥之宮八社が祀られており、「奥之宮八社巡り」として「一社一社をお参りすれば大願がかなう」とされています。
1) 七福神社
福徳を授けてくれる神様として信仰されている七福神が祀られています。
2) 稲荷神社
商売繁盛をお願いする神様です。
3) 不動神社
災害を除く神様です。
4) 万地蔵尊
旅人や子供達を守ると言われています。
5) 恋の宮(濡髪大明神, 淡島神社)
淡島神社は女性の病気に御利益があるとされ、濡髪大明神は縁結びの神様です。
6)三宝荒神
火除けの神様です。
7) 水神社
水の神様である龍神様をお祀りしてあり、隣には水が湧き出ている龍の玉があります。
8)薬師神社
医術や薬で病気の人を救う神様です。
一度、奥之宮八社参拝をして帰ろうかという時に「社務所にスタンプラリーの用紙があり」との立看に気づいたので、再度「奥之宮八社巡り」しスタンプ押して回りました。
残念ながら気づきませんでしたが、奥の宮の先からさらに山頂の宮地嶽古宮, 日の出参拝所へ続く登山道もあったようです。
楼門の所に「年に一度 日本一の大注連縄掛け替え 第27回 おおしめ祭」と立看がありました。
昨年H30は12.15(土)だったようです。
「光の道」や「おおしめ祭」も見てみたいですが、時期を選ばない宮地嶽古宮の参拝に機会があれば再度行きたいです。
クリックいただければ幸いです。
にほんブログ村