お久しぶりのコンビニうまい酒シリーズです。夏場の暑い日がまだまだ続いています。30度を超えられるとさっぱりスッキリしたお酒のほうが好まれるでしょうか。そんなわけで今回はキリンから発売している『本搾り』シリーズの紹介です。数年前にブームになった「高果汁系チューハイ」はすっかり市場に定着しました。各社ともにそれぞれの工夫をこらした果汁を生かしたおいしいチューハイが出ています。その中で個人的に一番オススメのブランドなのがこの『本搾り』です。実は歴史が古く、2003年にはすでに発売されていたお酒です(当時はメルシャンブランドで販売)。数度のリニューアルを果たして今のデザインと味わいになりました。

 

キリン 本搾り公式サイト

 

 最大の特徴はお酒と果汁で作ったという製法で、パッケージにも書かれている通り「香料・酸味料・糖類無添加」です。。また、原材料もスピリッツではなくウォッカとしっかりと表記されています。グラスに注ぐとわかるのですが、果汁のため少し濁っています。香り、味ともまず感じるのは本当に果物っぽいということですね。原料に余分なものが一切入っていない製法は、お酒自体のすっきりした味わいを実現させるとともに果汁本来の味わいも感じさせる実力を持っています。最近の果汁を活かすお酒はしっかりと柑橘類の皮の苦味を生かしてくれるから美味しいものが多く思いますね。

 

 どの味も間違いがない美味しさなので正直好きな果物の種類で選んでいいと思います。レモンもグレープフルーツも手堅くすっきり感と果実感が味わえます。ちょっと甘めなのが好きな人はオレンジがおすすめですね。ピンクグレープフルーツは酸味が弱くこの果物独特の苦味がしっかりと楽しめます。お店で飲めるチューハイとも風情が違う、まさしく『本搾り』でしか味わえないお酒なのでコンビニで買って家飲みする価値のあるブランドですね。季節ごとにいろいろな限定フレーバーも出るので気になったものはぜひ買ってみてもいいと思います。

 

 

 

 ちなみにですが『本搾り』はイオングループ限定で限定フレーバーが販売されています。こちらの二種類はどちらも果汁がブレンドされているため、どちらかというとカクテルのような雰囲気を味わえます。もちろんお酒と果汁だけの味わいなので、すっきり感と果汁感は間違いないですね。「薫りぶどう&芳醇りんご」の方は驚きの果汁60%使用です。かなりぶどうの芳醇さとリンゴのすっきり感を活かしている濃厚なジュースのようなフルーツ感です。シリーズの中では甘さは強い方なので、甘い系が好きな人にはぜひ飲んでほしいですね。「スウィーティー&洋なし」の方は洋なしの上品な甘さをスウィーティーの酸味と甘味が補強している感じです。こちらもジュースやカクテルのような雰囲気があります。

 

 色々とチューハイの数が多いですが、個人的にはこういうスッキリしながら原料の味わいを活かしているものを美味しく感じます。バランスがいいものは季節を問わず美味しく楽しめるものです。暑いときは氷を入れて飲んでも美味しいですよ。もちろんあまり溶かしてはダメですが。

 

 ※当記事の画像はすべてキリン公式サイトから画像を引用しております。出典:キリン商品一覧ページ