酒記1030頁


ピノブランHクロスターベルグ



《商品情報》

ドイツ・モーゼル産の辛口白ワイン

造り手はマーカスモリトール

品種はピノブラン100%

大樽熟成、度数は11.5%


モーゼルを代表する造り手の1人「マーカスモリトール」のワイン。

2013年にドイツ初の3アイテム同時100点を獲ったことで一躍有名、トップ生産者の仲間入りに。

最初は4hから始まったが、今では100haを超え最大規模まで成長した。





《感想》

辛口だとやはりリースリングが有名な造り手なんだが、ピノブラン好きとしては当然のチョイスである。(このピノブランは今回初です)


パーカー曰く「低価格でこれだけ洗練されたピノブランは滅多に見つけられない。」とのこと。


いや〜、マジ楽しみ!

さて、お味は…


旨っ!これは旨いわ。





色調は濃いめ。

辛口ドイツの11.5でこれだけ濃いのは珍しい。

色調から予想した通り、香りはパッションフルーツなどの濃厚な果実香。

ハーブやミネラルのニュアンスは控えめ。

温暖地域の樽無しシャルドネに近い印象。


アタックは滑らかかつジューシー

酸味は穏やか。

MLF由来かな?ほんのり乳酸のニュアンスとアフターにパン酵母のようなふくよかな香り。


とにかく旨味がある。

果実味しっかり系はよくあるタイプだが、そこにしっかりとした旨味があるかどうかで評価はかなり違ってくるのだが、本ワインは旨味しっかりで飲みごたえもある。

(11.5%で飲みごたえしっかりは凄いですよ)


同価格帯最強のピノブラン。激推しの1本です。


《投稿時のネット価格》

2900〜4600円くらい


《今日のつまみ》



青森産のA4黒毛和牛。350g。

部位は肩ロース芯(リブロースに近いとこ)


柔らかくてジューシーでメチャクチャ旨かった!

ピノブランに合わせるため、牛にウニを載せようと思ったんだけど、ウニを乗せ忘れた…汗





仕方ないので肉が無くなったあとに、おつまみで食べました…(うぅ…泣)



(前菜達。中トロが旨旨でした。左はコチ)


牛にウニを載せることで、相性が上がるかなと。

まぁ実験も兼ねての用意だったんだけど、残念でした。


まぁ全部美味しかったから良しとしよう