サマソニレポ ラスト MUSE 後半戦 | PANDA days diary

PANDA days diary

ブログの説明を入力します。

生涯ナンバーワンのステージ後半戦



セットリスト


Supremacy
Supermassive Black Hole
Panic Station
Map Of The Problematique
Interlude
Hysteria
Plug In Baby
Follow Me
Liquid State
Madness
Time Is Running Out
Stockholm Syndrome
Yes Please
----------------------------------
The 2nd Law: Isolated System
Uprising (Extended outro)
Starlight
Survival
----------------------------------
The 2nd Law: Unsustainable
Knights Of Cydonia




「Madness 」

これまでのミューズのへヴィな音楽性とは全く違う新機軸
賛否両論あるみたいだけど
これはこれで新しいミューズとして素晴らしい楽曲だと思う


歌詞が素晴らしい

歌詞より抜粋


I, I can't get these memories out of my mind,
And some kind of madness has started to evolve.
(Ma-ma-ma-ma-ma-ma-ma...)
I, I tried so hard to let you go,
But some kind of madness is swallowing me whole, yeah
(Ma-ma-ma-ma-ma-ma-ma...)



(どうしても頭からあの頃の思い出が消えてかなくて
そのせいで「何か」に取りつかれたようになった 
君のことを忘れようと頑張ったけど
正体不明のその「何か」が,頭の中で大きくなって
いつもそのことばかりを考えてる)






「Time Is Running Out 」

まずマシューのギターソロに鳥肌
ディストーションがゴリゴリにかかったベースラインも魅力的
前半の哀愁あるメロディーからのサビでの爆発力
ドラマティックなミューズらしい曲

マシューの
「ヤイヤイヤイヤイヤ~」
狂気じみたシャウトも最高だ!!!

「時間」をテーマにした楽曲
歌詞も非常にカッコいい!



歌詞より抜粋



Our time is running out
Our time is running out
You can't push it underground
You can't stop it screaming out

(俺達の時間は無くなっていく
俺達の時間は過ぎ去っていく
その事実を地下に押し込めることは出来ない
叫びながら留めることも出来ない)






そしてそして
待ちに待った 1番大好きな曲

「Stockholm Syndrome 」

ストックホルムシンドローム
あ~すげええ 生で聴けるとか幸せ
バンド史上 最高のアンサンブル 轟音と轟音の美しい競演

2回目の号泣 あまりの壮大さに感動してしまった


ミューズ史上 最も「変態」って言葉が相応しい楽曲だろう
マシューのギターもファルセットも変態
クリスのベースも変態

俺が特に好きなのは
ドムの鬼のような変態ドラム
変調的なリズムながら
「ドコドコ ドンドン」凄まじい音の一粒一粒
あんな細身の身体のどこからこんな音が叩けるのか


注意 
この曲の本編は5分30秒からです

マシューの変態パート ミューズ音頭の時間です
ロックンロールの神が舞い降りた瞬間



歌詞より抜粋

I won't stand in your way
let your hatred grow
and she'll scream
and she'll shout
and she'll pray
and she had a name
yeah she had a name


(私はあなたの方法で我慢できないだろう
あなたの憎しみを成長させ
彼女は悲鳴を上げるだろう
そして彼女は叫ぶよ
彼女は祈るよ
彼女は名前を持っていた
うん、彼女は名前を持っていた)




「Yes Please 」

初期の初期の曲
ここで聴けるとは思わなかった!

激しさだけならミューズで1番だろう


レイジっぽいワウや爆発力
ギターのプレイスタイルは 
トム・モレロ氏が乗り移ったかのような印象

珍しいマシューのシャウトも聴けた

会場ももちろん大暴れ
2日目はモッシュが物足りなかったので全身全霊暴れてきた




アンコールで
「Starlight 」


会場は大合唱 ハンドクラップ
一体となったサマソニ

会場みんなで手拍子 みんなが笑顔になれた素敵な時間だった

へヴィな演奏がミューズの全てではない
万人に受けるようなバラードまで素晴らしいのが魅力のひとつだ





「Survival 」
12年ロンドンオリンピックの公式ソングにも選ばれた世界的に有名な曲

イントロのマシューのピアノ演奏から
サビで一気に爆発

お得意の演奏隊のへヴィネス
しかし全体的にプログレッシヴな要素を含んでおり
幻想的な世界観は さすがの一言


歌詞より抜粋


And I’ll light the fuse
And I’ll never lose
And I choose to survive
Whatever it takes
You won’t pull ahead
I’ll keep up the pace
And i’ll reveal my strength
To the whole human race
Yes i am prepared


(導火線に火をつける
絶対に負けない
どんなことがあっても生き残る
誰にもリードさせない
おれがペースを上げていく
そして、全人類におれの強さを見せつける)





アンコールも終わり
てっきり終演だと思っていた


ここで突如
「The 2nd Law: Unsustainable 」のSE

なんと巨大ロボットの登場


ロボット自体はチープなもんなんだけど
こうしたぶっ飛んだ演出は実にミューズらしいものだった


当日映像より




そしてダブルアンコール
マシューの「フリィィィィィダァァァァム!!!」の叫びと共に


なんと なんと


俺が宇宙で1番に愛しているバンド
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン 「freedom」

レイジのギタリスト トム・モレロ氏をリスペクトしているマシュー
「freedom」イントロ演奏

これは完全に予想外のサプライズ

「うああああああああああああ」

この日1番に興奮した瞬間だった!!!







2013年サマーソニック
最後の曲は


ラストに相応しい
「Knights Of Cydonia」


かつてこれ程までに壮大なロックがあるだろうか?
21世紀最大最高のプログレッシヴロック

これはヤバい涙腺が崩壊してしまった


冒頭の大合唱
言葉なんか通じなくても

「ラララ~ オオオ~♪」

合唱は世界共通だ
会場とメンバー 心がひとつになれた瞬間

イントロの時点で大号泣
こんなにライヴで泣いてしまった経験はなかった

「ドゥルルルン」
 マシューのギターもなんて素敵な音を出してくれるんだろう
クリスのハーモニカ これがなければ始まらない
素晴らしいスナフキンだった




まだ語ります Knights Of Cydonia


5分15秒あたりから始まる
俺が特に好きなパート


歌詞より抜粋

No one's gonna take me alive
The time has come to make things right
You and I must fight for our rights
You and I must fight to survive



(誰も僕を仕留めることなんかできないのさ
そろそろ事を正す時がきたようだ
君も僕も権利の為に戦わなきゃならない
君と僕は生き残るために戦わなきゃいけないんだ)



このパートから
一気に大爆発!!!

あ~スゴイ なんだこの衝撃


そして
まるでタイミングを見計らったかのような
花火の打ち上げ


2回目の大号泣
なんて幻想的な景色なんだろう


当日映像より





「アリガトウ トウキョー」
マシューの拙い日本語でサマーソニック2013は終演

 
視覚も聴覚も同時に刺激された
とてもとても素晴らしいステージでした


このステージだけは
俺のライヴ人生で記憶に残り続けていく事だろう
未だに動画を見返しただけで涙が出てしまう

こしして
生涯最大級の感動で見事に締めくくったサマソニ



忘れられない夏になりました。