Q1:
前回4次元の世界についてお話を伺いましたが、4次元の世界ではどういったことが行われているのでしょうか?


A1:
はい、4次元の世界には、この世を卒業したといいましょうか、この世から亡くなった方々が4次元の世界へいらっしゃいます。


以前も簡単に話しをしたと思いますが、3次元的に死を迎えるというものは、肉体を離れて24時間くらいして霊子線がきれた時に初めて決定します。

横たわっている臨終が近い人を見ると、魂がふっと抜けていくような、そんな肉体を離れるときの様子が見えます。


魂が抜けるときは普通は頭のほうから抜けていき、天井のほうへ抜け出る最中、そこから自分の横たわっている肉体を見て、びっくりされる方が多いです。

とくに『死後の世界』や『死んでも意識があること』、それらを信じていない人にとってはびっくり仰天の世界ですね。


自分は自分の姿を2mくらい上から眺めている。

自分は下にいるのにどうしてここにいるんだろう、自分の肉体の周りでは家族が「死なないで」と騒い
でる。
医者は「心臓が停止しました。」あるいは「ご臨終です。」と話している。
例え自分が死んでないよって思っていても医者はもう亡くなったと言っている。。


まだ24時間以内は霊子線がつながっていますから自分の家に帰ってみたり、友人のところを訪ねてみたりする事が出来ます。
そうしながら、どうもこれは死んだなといった感じを自覚しはじめ、24時間経った頃に霊子線が切れます。


これでもうこの世に戻ってこれなくなります。


霊子線が切れない間はまだ戻ってくる可能性があり、生き返る可能性があります。


そしてその人が亡くなるということで、あの世では既にその人がなくなる死期というものが分かっており、あの世の人からすると、もうすぐあの人が帰ってくるよとか、その人のお父さんお母さんや守護霊となる人、あるいはおじいちゃんやおばあちゃん、親しかった人達が先に亡くなっているとしたら、その人達は迎えの準備をしており、もうあなたは亡くなったんだよという話がそこで始まります。


この時、あの世の事を分かって勉強していた人には話しはスムーズにいくのですが、あの世なんかないと言った人は、非常に説得に困ったりします。


死んだのだったら何も考えられないはずだから今物事を考える事が出来てる自分は生きてるはずだ、と こう言い張って、火葬場に肉体が連れていかれたとしても、自分は生きていると、肉体がお骨になってもそのまま墓場にいたり、あるいは家に帰ったり、そんなことをして、地縛霊となる方もいます。


こうなると霊界には入れません。

地縛霊というものは結構長く、何年も何十年もいたりする人もいます

たいがいの人は2、3週間や30日や49日、人それぞれ違いますが、だいたいそれくらいの期間で残された家族や友人・知人の枕に立ちお別れを言い、あの世へ入っていきます。


そこで自分がこれから広大な霊界の中でどこに行ってどのような修行をするのかを決められるために、自分が今までどのような行いをやってきたかを、スクリーンのようなものに映し出され、見る事ととなります。


その中で自分は結構悪い事をしたから、一度地獄界と言われる所へ行って反省しようという人もいれば、結構言い出来だなということで天国の精霊界という所へ行き、霊界の勉強をし始めたり、あるいは非常に立派な行いや悟りをされたかたは精霊界を通り越して、もっと上の霊界に入られたり、あるいは地獄界の中でも極悪非道なことをやってきたという人はそういうスクリーンを見せられることもなくあっという間に地獄の深い所へ落ちていくという事もあります。


たいがいはスクリーンを見て反省をしながら守護霊と相談をし、自分のいくべきふさわしい所をまず選んで、次の勉強をしていきます。


地獄界というものも、霊界の中ではごく一部です。

地獄と天国というものは2大勢力のごとく思っている方もいると思われますが、決してそうではなくて、ほとんどは天国です。あるいは天上界と言われています。

その広大な霊界の中の下の方の一部が、反省する場として特別に、地獄界と呼ばれ存在しているのです。

もちろん地獄界には行った人にとっては、底なし沼とも思わせるくらい広く感じられはするんですけど、全体からみるとごく僅かなのです。


地獄界というものは罰を与えるという場所ではなくて仏や神からみると、心が傷ついた人、心が病気の方などを治すための病院、あるいはリハビリセンターなようなものとしてあり、まだ愛があるからこそ、存在する場所なのです。

ありがとうございました。