Q1:
現在世界に広がっている仏教やキリスト教など、大きな宗教が何千年にも渡って広がっている理由とはどういったものなのでしょうか?


A1:
はい、大きな理由を言うならば、教祖の格が高いということです。


前回申し上げましたように、キリスト教を説いたイエス様は地球系霊団の最高とされる9次元
にいらっしゃいます、お釈迦様も同じく9次元ですね。
イスラム教のマホメット様は8次元です。


非常に皆様霊格が高いですね。

ですからそんな方々が発せられる言葉は人類にとって宝物のような教えとなります。

そういう中身が高度な内容があるということが理由の1点でもあります。


そういうものが地上に降りてイエス様・お釈迦様・或いはマホメット様が説かれた。
そしてこの教えは人間にとって本当に必要なものだ、素晴らしいと多くの人々が感じ広めていくわけです。

しかしイエス様にせよお釈迦様にせよ、何十年か経つと地上を去って天上界に還られます。
その後は残った信者の人が教えていくことになります。

素晴らしい教えというものは長い期間残っていきます。

ただ、信者のみで教えを説いていくとなると、伝え聞いて、伝え聞いて、やがて何百年も経つと途絶えていくものと思います。

そこで天上界に還られたイエス様やお釈迦様等の方々は、このままでは教えが途絶えると危惧しますので、自分の弟子にあたる方々に、この世界に降りていって、もう一度教えを立て直すように広めなおしなさいと使命を与えるのです。

お弟子さんはそれを分かりましたと受けて、降りるのです。

例えば日本でも鎌倉時代にありました。
すごく仏教が盛んになった時代です。


有名な方々の名前を挙げるなら、

日蓮宗を作られた日蓮上人。
浄土真宗を作られた親鸞聖人。
禅宗となる曹洞宗を作られた道元。
時宗を作られた一遍上人。


多くの方々がいらっしゃいました。

こういう鎌倉時代のお坊さんの方々は地球系霊団の次元構造でいくと、7次元の方々が中心となってもう一度法を・仏教を立て直そうということで大挙して降りてこられたんですね。

7次元の方は、先ほど述べた8次元、9次元の方々に比べると少し霊格は落ちますけど、普通の感覚から言いますと、かなりの魂修行をされた高次元の方々です。


7次元から降りられた当時の方々は、それぞれ・・・日蓮上人はいろんな宗派を徹底的に攻撃をし、道元様は自分自身が努力をし向上する自力論、親鸞聖人は阿弥陀如来という方を信仰することによって阿弥陀様が救ってくださるという他力論、と言った感じで互いに相容れないような考えで同じ時代に仏教として現れました。


このように非常に違う考えや排斥し合った関係のようなものが当時生まれましたが、ところが後で見てみると、この7次元の方々はあの世では友達のような関係であったかもしれません。


このような形で弟子すじになると、自分の得意分野などを主につかまえて説きなおすため、宗派がたくさん分かれていく現象がおきますが、彼らが出ることによって実はそこでまた盛んに仏教が花開いていくわけです。


いろんな宗派に分かれながら、仏教が賑わいを見せて、多くの信者がまた大挙して出てくる、そしてさらにその信者の方々が多くの人々に教えて伝えていく・・・そうやってこの流れを何回かに分けて、その都度立派な方々が出てくると、何千年も残っていくことになるという形になっていきます。


ですから、何千年も残っている宗教というのは、一度説いただけでは終わらないで、立派な方々が何回か降りてきますので、その結果何千年も長持ちしているということは、それだけの計画性があり、それだけ
正しい宗教の要素をもっていると考えていいと思います。


ありがとうございました。