今は黒点病防除の時期ですが、ダニ予防のために2回目にはマシン油を混ぜています。
マシン油は付着が良くなるのでこの時期がダイセンのためにも良いんだと就農当初から聞いていました。
しかし、どうもおかしい気がするんです。
ダイセンは散布した後に白く付着しますが、どうも白さが弱い感じがします。
アビオンというパラフィン系の固着剤を使うのが一番良いのは分かってますが、いかんせんこれもコストで、うちの支払いサイクルの面で高い薬剤じゃないのは分かってますが、全面使用にはまだ手が出ません。
もちろん、最終的にコストの何倍にもなって取り戻すのは分かってるんですが。
農薬屋さんに聞いてみると、「マシン油は展着剤効果で伸ばしてしまう」という話を聞きました。
今年は黒点病防除のタイミングが難しいですが、今までタイミングも合ってるし、散布量も間違えていないのに満足のいく見た目にできていないのは、こういうことが問題だったのかも。
来年への懸案として、観察を続けましょ。
(追記)
よく考えると、うちが黒点病で困ってる所は日当たりが悪く、なかなか乾きにくい畑でした。
それ以外は特段黒点病を取り上げるような出来でなかったのを思い出しました。
ということは、見た目の付着量はあまり関係なのかな?