テレビ観てて、こんなこと思いましたってくらいなんですよ
この前、テレビでマツコデラックスと有吉が「人生知ろうとするなんておこがましい」「人生知ろうとしたら、終わるよ」なんてこと言ってた。
確かにその通り。
中学生や高校生の思春期に、「自分は何で生まれてきたんだろう」みたいなことを考えるけど、大人になってからのそれはちょっと違うような気がする。
生活するためです。
これに何の疑問がいるんだろうか。
実際のところ、自分自身だって生活するために仕事してる。
妻子を食わせるために仕事してる。
そのことに理屈はないよ。
おそらく、子供がいつの日か同じことを聞いてくるだろう。
その時に、かっこよく答えるつもりは毛頭ない。
自分が理解できなかったように息子もその時には理解できないだろうけど、理解できるはずがない。
そんなことが理解できたら、有吉が言うように「人生が終わる」だろう。
人生とか、仕事のこととか、そんなものがわかったら生きてることじたいが意味がないものになってしまう気がする。
わからないから、もがき苦しむ。
そんな中にわずかな他愛もないことに喜び、そのことが生きる糧になる。
話は違うかもしれないけど、経営者に対して「会社の社会での存在意義を考えなさい」みたいな話を聞いたりする。
確かに会社経営してる者は従業員と違いそんなことを考えないといけないかもしれない。
けど、そんなもの余裕が出てからじゃないと到底考えられない。
毎月の資金繰りに四苦八苦してるような経営者にそんなことを考えろって言ったって、到底無理でしょう。
経営者を自営業者まで拡大すれば、会社や商店だけじゃなく、一次産業の人たちだって同じことじゃない？
生活にすら余裕がないのに、何のために農業、漁業、林業をしてるのかと言われても、生活のため。
先祖代々守ってきた土地を更に守っていくため。
好きだったから。
食糧を作ること。
とりあえずそんな位置づけじゃダメかな？
答えなんて見つかるはずないやん。
仮に見つかるとするなら、続ける中でしか見つからないよ。
自分がそんなレベルじゃないのに、そんなことを考えてもそれこそおこがましいんじゃない？
それは一生をかけてわかれば良いし、わかんなくても大した問題じゃないよ。
「普通であることが何が悪いのか？それが一番難しい」
「生きてるだけで丸儲け」
結構、名言じゃない？