お客さんの肥料散布機の動画を撮って来ました。関心のある方はとりあえず下の動画をご覧ください。
この散布機は唐津の大洋機械製作所のものです。
この散布機は載せているキャリーも含めて使いやすいように改造してあるので、紹介します。
まずは横から見た全体写真です。
これは散布機をキャリーに載せているんですが、まずはキャリーのあおりを切断してあります。
そして、散布機がキャリーからはみ出すオーバーハングがありすぎるために、バッテリーなどの配置を変えることのできる部品の配置を変え、長さを縮めてあります。
ダイヤルやスイッチの名前は、役割を聞いて私が書いているものですから、正式名称ではありません。
写真でもわかるように、作業で使うダイヤルやスイッチが全て手元で扱えるようになっています。
納品時には当然こんなところにはありませんから、納品後に自分で改造したそうです。
この散布機は風により肥料を排出するために、そのスイッチと調整ダイヤルがついています。
ダイヤルは1から10くらいまでありましたが、7もしくは8くらいに合わせていると、一反に7~8袋の肥料を散布するように調整してあるそうです。
そして、この排出口ですが、新品の段階では一番先の90度のパイプはなかったそうです。
この90度がないと、どれだけパイプを下に向けようとも肥料は木の下をサ~ッと飛んでいくそうです。
これがついているために、肥料が土壌の表面に叩きつけられるために、そのようなことがなくなるわけです。
私には農機具のことはわかりませんが、この地域でも肥料散布機は一時期結構な数の家庭で導入されたそうです。
それを今でも有効に利用し、自分なりに使い勝手良く改造されて使っているのはこの方くらいなので紹介させていただきました。