以前の記事と内容はダブりますが、剪定を始める前の状態から、芽が出ている状態までを写真で追いながら紹介しようと思います。
写真では枝同士があまり空間が空いてないように見えますが、うちの木は前の管理者が無剪定に近かったために、むちゃくちゃに無駄な枝が多く、予備枝剪定のために間引きを重視していないことを前提に見てください。
今年は新芽を出すことが必須なので、それはクリアーできていると自負しています。
(2月21日)
まずは剪定前の状態です。
去年が裏年とはいえ、夏秋梢も出て、去年より樹形が拡大したかなという感じでした。
まぁ、明らかに今年は表だなと思わせる状態でした。
2月21日
(2月26日)
2月26日
(2月28日)
2月28日
肥料の営業をしながらですので、1回にあまり時間が取れませんでした。
しかも、前述もしているように、かなり込み合っていたので、1週間かかってここまで切ることができました。
わかりにくいですが、最初の写真よりもすっきりした感じがするんじゃないでしょうか。
不安だったのは、予備枝の数です。
芽が出るのはまだまだ先ですから、「足らな過ぎたら充実した芽が出ないし、そうなると早い時期に切る意味がないな」と思っていました。
(4月7日)
4月7日
約1ヶ月後の予備枝の様子です。
やっと、芽が動き始めました。
これからどれだけ充実した芽が出るか楽しみです。
「みかんは鈍感だから」という声は働き始めた当初はよく言われていましたが、全くの坊主枝(花も葉もない状態)から芽が出るんですから、結果がすぐに見えて面白いです。
(4月28日)
4月28日
ちょうど3週間後です。
予備枝から出た芽がこれだか充実していました。
木全体は下の写真です。
4月28日
結構、芽が出てると思いましたが、良く見ると部分的にはまだ花のほうが多かったので、調整しました。
(5月9日)
5月9日
5月9日の最終的な様子です。
芽もしっかりと出て、その様子がわかりやすいのではないでしょうか。
花の感じが写真ではわかりにくいですが、もちろんちゃんと成ってますよ。
これで来年も花が来るのは間違いないでしょう。
前任者の無剪定から、素人が予備枝剪定を勉強し出して4年目でここまで出来れば上等じゃないかと思います。
「やっと思うように芽が出せるようになった」と自信のついた年になりました。
もちろんこれで完璧な剪定ができたとは思っていません。
まだまだ精進しなければいけませんが、ここまでくれば毎年成らせながら、整枝できるんじゃないでしょうか。