今回はもしかしたらみかん農家さんだけにしかためにならないかもしれません。
最近は、雨が降らない雨が降らないと嘆いている、みかん農家さんが多いことだと思います。
こちらは夏場からそこそこに夕立が降っているために、雨不足という感じはありませんでした。でも実際は・・・
今日、お客さんと話をしていると、最近みかんがおいしくなくなっているということでした。
原因はおそらく夏場の干ばつのせいじゃないかということでした。
さてさて、本題です。
昨日、和歌山に電話をしました。
それぞれに言うことが同じでした。
雨が降らない→玉が小さい→酸も高い→水をやりたい→浮皮心配→でも水をやらないと解決しない
こんなジレンマに陥っていました。
「酸が高い」と書きましたが、現在で酸が2.5程あるそうです。これを0.8くらいにしたいですからやはり水をやらないと解決しないでしょうね。
こうなると、葉面散布剤を頼るしかないのかな?という結論になりました。
今の時期ですから、リン酸を充分に補給したいですがそうなると生長を抑制することになるということで、リン酸が中心で窒素が2くらい入っているものを勧めました。
これだけでは心配なので、やはりアミノ酸の散布も忘れてはならないとこでしょう。
これでどれだけの解決が図れるかわかりませんが、単純に潅水をするだけではどうしても上記のジレンマを抜け出せないと思うので、もし悩んでいた方は試されてみてはいかがでしょうか。