サッカー日本代表から学んだこと | さかたのみかん

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みかん農家として独立したので、タイトルを変えました。
家業は相変わらず、肥料屋です。

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みなさんご存知のようにサッカー日本代表がW杯本選出場を決めました。

北朝鮮戦が終わった後にこれまでの軌跡を特集していましたね。
あの番組を見て組織とはどうあるべきかを改めて実感させられました。
組織とはスポーツのチームはもちろん、会社の組織にもあてはまると思います。

1、トップである監督(社長)は自分が考える方向性を絶対に変えない。
周りの人間(つまり選手やサポーターなどの全て)が何を言おうと変えない。
代表で言うならば解任デモや選手の無断外泊などがあてはまるでしょうか。(これは川淵キャプテンにも当てはまりますかね)

2、最も重要なのが選手(一般社員)とトップをつなぐ存在の人間です。
代表で言うならば中田英、一般的な会社で言うならば役職を持った社員や成績優秀な社員です。

これらの人間は何のために存在するのか?
それはトップとの橋渡しです。
もし中田英が選手のほうばかりを見ていて、選手受けが良い役を演じていたら今回の結果はなかったと思います。
まず、自分の立場や力に慢心してはいけません。
これらの人がする仕事は選手(一般社員)の中で方針に対して不満があれば、なぜそのような方針になったのかを説明し説得する役目です。
これは時には憎まれ役になります。

そして実際に現場に立っているのですから、選手の立場もよくわかります。
だから選手(一般社員)の意見をトップへ伝える。
その時に決してトップに対して喧嘩口調にはならない。
もちろんトップもその意見をちゃんと聞いて、受け入れられないならちゃんとした理由を伝える。

3、選手(一般社員)は結論が出たら方針に対する結果を出すために全力を出す。

このサイクルが出来て初めて組織は上手に回るのではないでしょうか。

4、あの特集でよく出てきた言葉が「意見交換」でした。

つまりはよく話し合うことが重要と言うことでしょうね。
もちろんそれが激しくなる時もあるでしょう。そんな時でも何のためにその時間があるのかをしっかりと認識していれば良い結論が出るんじゃないでしょうか。
「意見が通らないと自分の立場がない」のように自分自身のために話し合いをしているのではなく、その組織の利益のために話し合いをしているということです。

こんなことを考えながらあの番組を見ていました。

なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、私自身もまだ勉強中の身なんです。
単純に個人的な感想ですので、お許しください。