台風の爪痕 | さかたのみかん

さかたのみかん

みかん農家として独立したので、タイトルを変えました。
家業は相変わらず、肥料屋です。

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やっと更新できます。ここ最近は本当に忙しかったです。


今日、うちが商品を卸している大分の肥料屋さんに電話しました。

話は去年の台風の事になったのですが、ものすごく大変な事になってるそうです。

去年の台風は農家にとっては多大な被害を及ぼしました。

あの頃はニュースでも報道されましたから、覚えているかたもいらっしゃると思います。

みかんで言えば、愛媛が大変ということでしたが、大分はもっと大変のようです。

「みかんの木がない!くらいならまだまし。みかんの木は飛んでいくわ、杉や檜や竹が飛んできて畑がなくなってるなんて当たり前」だそうです。

「残ってるみかんの木は葉っぱが飛んでしまって樹勢が極端に落ちているから、来年生活するだけのみかんの量が取れないかもしれない。」
ということでした。

みなさんが認識しているように、農業は自然相手ですから去年のような突然の台風には手も足も出ません。

しかしそれでも自分達には農業しかないということで、やはり農業を続けていくのです。

この農家さんたちの根性というか精神には頭が下がります。

このように自然を相手にして作っている野菜や果物ですから、購入するときや食するときには少しでいいですからこのことを思い出してみてください。