日本酒を選ぶ際

米の品種が分かると 買いやすくなる!

 

 

大山 搾りたて スペック

原料米:山形県産出羽の里100%

 

 

んべえは、

銘柄だけではなく 成分表でおよその味わいを 

の中で・・・

”フムフム 山田錦の純米か!

アルコール度数は、17.5度と高めだな!

日本酒度は +3でやや辛口で、酸度が1.4と農淳やな”

・・・こんな具合に、

成分表で味わいを組み立てているのです!

 

 

コでは、

日本酒に使われている米の特徴を簡単にまとめてみました。

 

 

 

 

本酒は

原料米に日本産米を使い、国内で醸造したお酒とした定義が定められています。

 

法や米の品種の違いによって香り、味わいの個性が大きく異なってきます。

日本酒用の原料となる米は「酒造好適米」と呼ばれ、

特別な検査基準を合格したものが使われその数は120種類以上にも及びます。

 

 

宗玄 搾りたて純米生原酒

原料米:石川県珠洲産 石川門100%

 

 

 

でも生産量が多い品種

「山田錦」で酒米の王様と称されています。

次いで「五百万石」が多く、

山田錦と五百万石で全生産量の約60%を占めます。

あと、「美山錦」「雄町」と続きます。

 

 

造好適米の特徴は、

食米などの一般米よりも粒が大きく、

心白と呼ばれる米粒の真ん中の白濁として見える中心部分があります。

 

 

この心白は、

酒米の品種によって大きさが違い、

味わいを左右する精米歩合にも大きく影響があります。

 

 

 

日本酒を「米」で選ぶ際の特徴

 

山田錦

1936年兵庫県で開発されました。

心白が小さく高精白が可能で上質の吟醸酒を造りやすいです。

(高精白とは より多く削り取れること)

 

五百万石

新潟県で開発されました。

蒸米にした際に粘り気が少なく、麹がつくりやすい。

香味は淡麗である。

全体にキレのある酒に仕上がりやすいです。

 

美山錦

長野県で開発されました。

北アルプス山頂の雪のような心白から 美山錦 と令名されました。

シャープで軽快な香味に仕上がりやすいです。

 

雄町

山田錦や五百万石びルーツとなる品種です。

生産量約95%が岡山県です。

軟質で溶けやすく濃醇な香味に仕上がりやすいです。

 

秋田酒こまち

2001年秋田県で開発されました。

大粒で高精白が可能です。

米の甘味と旨味がはっきりしているが軽快な香味に仕上がりやすいです。

 

愛山

兵庫県で栽培されています。

酒米のダイヤモンドと呼ばれています。

山田錦より大粒で心白が大きく、果実味ある香味に仕上がりやすいです。

 

亀の尾

もとは 食米だったが、

酒米として普及しました。

大粒で吸水性が高く、深みのあるコクと奥行きのある香味に仕上がるとされます。

 

 

 

日本酒を手に取った時・・・

どんな酒米で造られているのかが 裏ラベル に記載されていたら 頭の中で味わいをイメージしてみてください。

イメージの味わいと、本当の味わいが マッチしてきたら、あなたは相当な酒通ということになります!

 

・・・乾杯!