親が司令塔になると、
だいたい失敗します。
すでに子供が結果を出している場合は、
親が司令塔で問題ありません。
私は黒子に徹します。
ご両親と意見交換をしながら協力し合うことで、さらに良い結果につながります。
問題は
『結果が出ていないのに、
授業の内容を細かく決めたがる親』
なんです。
(こちらに合わせているようで、
実は好きな方に誘導する方も含みます。)
(こうなると困るので、
『親は受験勉強に関わらないでください!』
と考える先生が多いのだと思います。)
ご両親と私で一緒に決めた内容を
子供と一緒に汗をかいてやってくれる場合
はいいのですが、、、、
このご両親も
子供のことを考えて、
本気で『良かれ』と思い
真剣に一生懸命考えてくれています。
ですので、
『それよりもこっちをやった方が効果的ですよ。』
『それをやっても意味ないですよ。』
とは、なかなか伝えにくいんです。
また、
私には言いにくい
表には出てきていない理由があって、
致し方なく次善?3善?の策を選んでいる
のかもしれません。
そういったことも考えると、
お伝えしていいのか本当に悩みます。
ただ、
結果が出ていないことは明らかなので、
見て見ぬ振りはできません。
ここで逃げ腰になっては
私の存在価値自体が無くなります。
またまたクビ覚悟でお伝えします。
(『どうしてもこの方法を取るのであれば
私はいる必要がないので、
授業をするのはお金がもったいないです』
と伝えることもあります。)
長年やっていると、
『何か臭うな、、、』
『これはまずいな、、、』
『何かズレている、、、』
と感じてしまいます。
この感覚が当たるから、
私の教えている子たちは
落ちないんだと思います。
私からの提案に耳を傾けていただき、
現状を大胆に変える勇気があるか、
腹をくくって決断することができるか、
覚悟を決めることができるか、
子供の問題ではなく、
親の問題であることが多いです。
『子供の現状で行けるところに行くのか?』
『少し頑張らせても、
本人の第一志望に行かせるのか?』
どちらにするのかを決断して、
それを実現するために
無駄なく迅速に動くしかありません。
悪意のある先生はいません。
先生方の言っていることは、
全て正論です。
ただ、
頭の中で考えている
到達地点が異なるだけです。
『成り行きの到達地点にするのか』
『最高到達地点を目指すのか』
先生がどちらの考えなのかで、
その先生の行動も変わります。
『先生が自分と同じ考えなのか?』
『同じ到達地点を見ているのか?』
のチェックは非常に大切です。
『第一志望の学校に行かせたい』のに、
『行けるところに行けばいい勉強』
をしてしまっていることが多いです。
(子供はその方が楽ですからね。
当然、楽な方に流れます。)
ねじれ現象が起きてしまっています。
子供のためにもここはしっかりと
確認してあげてくださいね。
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