『志望校に入学した後は、

勉強だけでなく好きな事をして

伸び伸びと過ごして欲しい!』


というお話をお母様からよく聞きます。


確かにおっしゃる通りなんです。


私も勉強が全てではないと思っています。


長い人生を生き抜いていくための

一つの術でしかないと思います。


だから、

中高6年間で

成功も失敗も

楽しいことも悲しいこと

いろいろと経験して欲しいです。


競争社会を生き抜くための

スキルメンタル

身につけて欲しいです。


ただ、

毎度毎度気になることがあります、、


一生懸命必死に努力して

やっと合格できた学校で、

どうやって伸び伸び生活するのだろう、、


入学した時に

すでに学年でビリに近いのに、

どうやって伸び伸び生活するのだろう、、

(附属小学校がある場合を除く)


現実はそんなに甘くないです。

ちょっと勉強をサボれば、

すぐについていけなくなります


本当に伸び伸びと生活させたいなら、

レベルを一つ下げる勇気が必要です。


ちょっと考えればわかることですが、

中学受験になると

何も見えなくなる方が多いです。


また、

どうしても上の学校がよく見えてしまう、

聞こえの良い名前の学校を選んでしまう、

欲が出てしまう、

他人の評価を気にしてしまう


つまり、

子供のためと言いながら、

自分のためになってしまっている

ことが多いです。


必死に学校見学をさせて、

親の希望に誘導します


親の誘導が悪いわけではありません。

子供の希望通りに選んでいるかのように、

親が誘導するのが良くないです。

後で必ず揉めます。


親が誘導するなら、

親が責任を取る覚悟で誘導すべきです。

その熱い気持ちが子供にも伝わります。

(私は誘導しました。)


8年ほど前に、

SAPIXオープンでトップを取るような子を

教えていました。


『桜蔭でも渋渋でも豊島岡でも

楽に受かると思いますが、

受けなくていいんですか?』


『本人が雙葉に行きたいと言っているので、第一志望は雙葉にします。』


この子はあまり無理をせずに

雙葉で上位に居続けて、

6年間を過ごしました。

とても充実して楽しかったそうです。


ご両親のお考えは一貫していて、

全くブレませんでした


他人の目や評価など全く気にしておらず、

とても潔く感服したのを覚えています。


私も息子に

伸び伸びと過ごして欲しかったので、

レベルを一つ下げて入学させました。


余裕を持って勉強できているので、

好きなブラジリアン柔術の道場に行って、

毎日のように楽しんでいます。


その学校に入学して

本当に伸び伸び生活できるのか

客観的に冷静に判断してあげてください。


のんびりとした

穏やかな学校だとしても、

自分の子供だけが

ずっと勉強ばかり

しなければならなくなってしまう

かもしれません、、、


ご不安なこと、

気になることがあれば、

ホームページの方からお気軽に

ご相談してくださいね。