どんなにテンポ良く楽しく授業をしても、
冗談のところだけが頭に残り
授業の効果が出にくい強者がいます。
(これらはもちろん勉強嫌いで、かつ
一人で勉強しない子の話です。
この子たちの特徴には
精神的に幼い
頑固
人の話を聞いていない
自分をよく見せたい(ぶりっ子)
女性としての意識が芽生え始めた
(ネイル、サラサラの髪、前髪命など)
などがあります。
最強のボスキャラを作り上げる原因は
子供自身にあるのではなく、
親にあると思っています。
中学受験は
子供にとって物凄い負担です。
それを
『一人でやらされている』と感じるのか、
『家族みんなで戦っている』と感じるのか
で、大きな差が出ます。
親が想像する以上に大きな差が出ます。
『親自身が子供のためにやっている』
と思うかどうかではなく、
『子供自身が親に協力してもらっている』
と思うかどうかが大事だと思います。
『私は中学受験していないので、
解けないから教えられない』
解けなくてもいいんです。
一緒に苦労してくれれば。
『私は算数が苦手だったのでわからない』
自分が見たくないほど嫌いなものを
子供だけにやらせるのは、、、
子供は納得しません。
『私はわからないので、主人(妻)に任せています』
自分も一緒にやってみないので、
精神的に未熟な子供が
こんなに大変なことをやっているんだ!
と気がつきません。
偏差値の数字しか見ないので
子供なりに頑張っていることもわからず、
『何でうちの子はできないんだろう、、、』
と思ってしまい、
それが子供にも伝わってしまう。
とんでもなくかけ離れた志望校を
チャレンジ校として設定してしまう。
『息子(娘)が行きたいというので』
という理由だけで、、、。
『子供が反発するのでやらせられない』
反発しない言い方ややり方を
模索して欲しいです。
『仕事で疲れて教えられない』
子供も勉強で疲れている、
遊ぶのも我慢しているから
自分とイーブンだと思ってあげて、
寄り添ってあげて欲しいです。
近くで親がスマホや韓国ドラマを見てたり昼寝をしていたら、精神的に幼い子供は勉強しません。
『自分のことなのだから頑張りなさい』
『あなたが中学受験をするって言ったんでしょ?』という理由だけでは、
精神的に幼い子は勉強しません。
『精神的に幼いな』と思ったら、
子供と一緒に汗をかかないと
子供は勉強しません。
親が理由をつけて逃げずに
一緒に勉強してあげれば、
少しずつ変わってきます。
日頃の反抗的な態度も変わってきます。
自分が子供だったら
一緒にやって欲しいですよね。
これは『過干渉』ではなく
『寄り添い』だと思います。
子供が求めている愛情を
たっぷりと注いであげてくださいね!