数年前から不登校の子を教えることが増えました。公立中学では不登校の子はかなり増えています。私立の進学校にも増えていると思います。

 皆さん、普通の生活に戻りたいと思っていますが、頑張ろうとすると体調が悪くなる。決してサボりたいわけではないです。

 学校になかなか行けない分、塾で頑張ろうとしても、集団授業は耐えられない。


 それなら個別塾で頑張ろうとすると、コロコロ先生が変わることに耐えられなくなる。

 

 そこで家庭教師を検討し始めるそうです。家庭教師だと自分の部屋で勉強できるので、変な緊張をしないで落ち着いていられるそうです。自宅で勉強できるということが、これ程大きいことなんだなと改めて気付かされました。


 ただ、これが全ての子に当てはまるわけではないです。

その子に合った方法をその場の空気感から手探りで探すしかありません。

全てを本人に合わせれば、あまり成長しない。

やりすぎると心が悲鳴をあげてしまう。

同じ生徒さんでも日によって、ひどい時は数分で心の状態が変わります。

本当に繊細な作業です。

こういったところに経験値の差が出るような気がします。


 一緒に勉強し続けて高校、大学や専門学校に合格できた時の、あのキラキラした目は忘れられないですね。この仕事をやっていて良かったなと思う瞬間ですね。


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