今日はノートPCやタブレット、スマートフォン、
ゲーム機などで使われている Bluetooth について
お話します。
Bluetooth は（ブルートゥース）と読みます。
直訳すると「青い歯」または「青い牙」という
ことになります。
詳しくは ウィキペディアで Bluetooth を参照して
みてください。
これでわかる人は以下は読まないで結構です。
このマーク、Bluetooth のロゴマークですが、特にこの左側の楕円のマークは、
どこかで見たことがあるでしょう！？
さて、では、Bluetooth とは何よ？？
例えば、今までのディスクトップパソコンでは、
キーボードやマウスは、そのキーボードやマウスに
付いているケーブルをパソコン本体と接続して
使うことが当たり前でした。
しかし、最近では、このケーブルがいらない
無線での接続 が使われるようになりました。
ゲーム機もコントローラがケーブルから無線に
なって、煩わしいケーブルがなくなりましたね。
これらもまた、Wi-Fi と同じように、どのメーカー
のキーボードやマウス、コントローラなどを買って
きても、繋がらないといけないので、規格化を
しないといけなくなりました。
そこで定められたデジタル用近距離無線通信の
規格が、IEEE-802.15.1 に定められて、この規格に
準拠したものを別名 Bluetooh と言います。
いいですか！？
IEEE は、（アイ・トリプル・イー）と読むのは、
Wi-Fi のときに説明しましたね！？
これも忘れた人は、
Wi-Fiの規格 IEEE-802.11とは何？
をもう一度、読み直してくださいね！
はい、ではどういう規格なのかを、簡単に説明します。＾＾
Wi-Fi では、2.5GHz帯と5GHz帯の２つの周波数帯の
電波を使っていましたが、Bluetooth では2.5GHｚ帯
の電波を更に79のチャンネルに細かく分けて、しかも、
そのチャンネルをランダムに使って通信をしています。
これは、会社のオフィスなど、沢山のパソコンが
稼働している状態を考えてみてください。
キーボードやマウスが、もし隣の人と混信して
しまったら、どうなるでしょうか？
自分のパソコンに入力していた文字が勝手に
打たれたり、マウスを動かしていないのに、
マウスカーソルが勝手に動いたり、想像して
みてください。大変なことになりますよね！！
そういう懸念から、周波数を79チャンネルに
細かく分けて、自分専用チャンネルで使える
ようにして混信を避けているのです。
ですから、Bluetooth 機器を買ってきて、最初に
接続するときには、79チャンネルを自動スキャン
させて、空いているチャンネルを探して、
パソコンなどの本体と、お互いに繋ぎます。
こういうペアリングという作業が必要になります。
この作業自体は、製品の取扱説明書にも詳しく
書かれていますので、その通りにやれば、
問題なく、すぐに繋がりますので、
どうぞ安心してください。
こうやって、お互いに繋ぐ相手を、他で使われて
いないチャンネルに割り当てます。
また一度、割り当てられると、そのままの状態を
お互いが、ずっと継続します。
キーボードやマウス、ゲーム機のコントローラ
などは、みな人間が操作するもの（H.I.D.) なので、
H.I.D.= ヒューマン・インタフェース・デバイス
通信速度は、Wi-Fi に比べても、ずうっと低速で、
通信を行います。
また、最近では、デジタルオーディオプレーヤーや
ワイヤレスヘッドホーンなどへの音の伝送などにも、
この Bluetooth が使われていますね。
ヘッドホーンは、煩わしいケーブルがなくなって
どんなに快適でしょうか？
技術の進歩が、少しづつ人間を快適にしていきますね！
さて、ここまでのお話はいかがでしたか？
簡単でしょ！？でも、実によく考えられていますね！
では、次回もこの続きで、
Bluetooth とは何？PART2 をお話したいと思います。
では、また、ネットコンサルタント坂田のブログへ
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