今日は前回の Wi-Fi とは何?
の続きで、Wi-Fi の規格 IEEE-802.11 とは?
を簡単に説明しますね。
まず IEEE- は(アイ・トリプル・イー) と読みます。
米国に本部のある 電気・電子技術の学会 の
ことを言います。
802.11 は(ハチマルニ・ドット・イレブン) と読みます。
まず、前回で説明した Wi-Fi - ウィキペディア を
もう一度、開いてみてください。
簡単に言えば、IEEE-802.11 とは、 Wi-Fi の
すなわち無線LANの規格を定めた規格書の番号
と覚えてください。いいですか?
製品を作るときには、何でもそうですが、ある決まりに
基づいて、製品を作らないと、A社の製品とB社の製品
を組み合わせて使おうとすると、うまく合わない!
ということが起きてしまいますね。ですから絶対に
お互いが合わないといけない項目について、
規定しています。
そして、また、技術の進歩によって新しい仕様が
どんどん規格化されて追加されています。
IEEE-802 という規格は元々は LAN の規格でした。
それが多様化されて、無線LANの規格が加わり、
無線LAN はドット・イレブンに分類されました。
またドット・イレブンも更に詳細がaからnまでに
拡張されて更に細かく規定されました。
そういうわけで、IEEE-802.11a-n というように
現在はなっています。
それじゃあ、一体この中では、Wi-Fi の何を定めて
いるのでしょうか?
無線電波の種類や周波数や帯域幅、スピード
などさまざまな、項目が定められています。
これを細かく説明すると用紙がいくらあっても足りません
ので、簡単な表がありましたので、次を見てください。