老害なんて言ったらあたしも還暦過ぎてますからもう老害の口でしょうね。今朝の産経新聞の日曜コラムでさだまさしさんが書いてましたがこれはひどい。本当に言う人いるんですかねえ。人間の言葉とは思えない。あたしは小さい時からほとんど全部お年寄りから勉強させて頂きました。行商始めた当初からお客様は勿論お年寄りです。そうしたみなさんと話しをさせていただきながら勉強させてもらったんですよ。先人の知恵はとても大事だし次に伝えなければならない。例えば昨年のお盆頃に亡くなったんですけど憲兵をやっていたおじいさんがいたんです。あたしはいろいろ憲兵時代のことを聞きたかったんですけど結局一言も話さなかった。教えてもらえないとそこで記憶は途絶えてしまうんですね。今僕がお客様になっていただいてるみなさんは昭和12~13年くらいの人が多く憲兵は何をやっていたのかも知らないんですね。昭和20年国民学校入学ですから戦争の記憶はほとんどない。お年寄りから学ぶことはすごく多いんです。それに与えられた命は生きぬかなければならない。そうしなければ神が許しません。さださんもかなり怒っていたと思うけどよくぞ書いてくれました。老害万歳ですわ。