神楽坂「ふしきの」ができるまで


今日は、仕事帰りに現場に立ち寄り、
木工事が終わった段階での仕上がり状況のチェック。
明日からは、左官作業が始まる予定です。


それにしても、当初あれだけ狭いと感じていたものが、
不思議なもので、今日、お店に入った感じでは、
ちょっと広いという印象すら持ちました。


まぁ、思い切って席数を減らしたということもありますが、
これならお客様もゆったり寛げそうな感じで一安心です。


そして何より、写真では伝わりにくいのですが、
カウンター(←写真は梱包された状態ですが)の雰囲気といい、
大黒柱(←勝手にそう呼んでいるのですが)の雰囲気といい、
どちらも想像を上回る出来栄え!


実はね。カウンターとこの大黒柱は、
どちらも栗の木を使用して作られているのですが、
同じ一本の木から材を取ったと言う、
ちょっと面白いエピソードがついているんです。


栗の木は、茶室にも使われる部材ですからね。
明日からの左官作業が終われば、
もっと茶室っぽい雰囲気になってくると思います。


う~ん、これはかなり良さげな感じ。


美味しい料理に美味しいお酒、
そして何より、それらを引き立てる設え。

徐々に「ふしきの」が姿を現してきました。