この本、ずっと以前から気になってたんですよね。
新宿の紀伊国屋に本を買いに行き、
階段で一階に下りてくると、
なぜかいつも、この本の表紙が目に入ってきました。
『津軽百年食堂』というタイトル、
ちょっとレトロな感じの表紙デザイン。
僕はそれだけで惹かれてしまうのですが、
まぁ、文庫本が出るまで待つか・・・と思っていたら、
意外と早く文庫化されたんですね。
さっそく読ませていただきましたが、
いや、久々にいい物語に出会えました。
本当にいい物語でした。
百年前と現在とがシンクロしながら、
展開されていく書き方も面白く、
こりゃ、映画化されるのもの頷けます。
(ただ、オリラジが主演というのはいただけませんが、笑)
以前、弘前に行ったときは、
フランス料理が有名だと聞いたため、
ランチでフランス料理を食べたのですが、
次はやはり、こんな食堂に訪れてみたいですね。
それもできることなら、
鰯の焼き干しでひいた出汁、
煮置きした津軽蕎麦を出す食堂に。
もうちょっと暖かくなったら、
弘前に出張の仕事を入れましょうかねぇ、笑。