2月もラスト3日。
あいさつについて振り返ってみる。
1月29日の職場の教養を思いだした。
ホテルに勤務するNさんは、ある年配のお客様を客室まで案内しました。
その夫婦は二泊滞在して帰っていきました。
二ヶ月程過ぎた日、Nさん宛に礼状が届いた。
その夫婦の夫からでした。
手紙には、ホテルに宿泊した時、
妻がすでに余命わずかであったことが書かれていました。
夫婦の、最後の思い出としての旅行だったとのことでした。
その夫人は、Nさんの挨拶が何ともすがすがしく心に響いたと、
しきりに話していたそうです。
夫婦の心の重石が取れたようだと手紙に綴られていました。
帰宅後もNさんのことが話題に上がり、入院中も、
周囲に笑顔をふりまいて、明るさのお裾分けをしていたそうです。
「落ち込んでいた妻が旅行を満喫できたのは、あなたのお蔭です」
という文字を見て、Nさんも胸が熱くなりました。
Nさんは「一期一会を大切にして、
今まで以上に心を込めて明るく挨拶をしよう」と
心に刻み、仕事に邁進しています。
ということだ! なんて素晴らしい物語。
N さんにすぐ会いに行きたくなった。
会ってみたい。
担当員にお願いしたが
それはできないと・・・
遠くから眺めるだけでもと・・・
残念ながら実現できなかったが。
『何ともすがすがしく心に響くあいさつ』
そんな素晴らしいあいさつがあるんだ!
知れただけでも有難い。
職場の教養に感謝したい。
そして、挑戦したい。
そんな挨拶のできる人間になりたい。
今日からまたスタートする
今日も学びと感謝。