逆に、
「失敗するほうの定石」に、
降りてきたインスピレーションが、
完全にハマッている場合もあります。
周りから見ると、
明らかに「自滅への一本道」
なのに、
本人は舞い上がってしまって、
どう言われても、
それがわからない、
どころか、
親切心で言ってくれた人に逆ギレしてきたりするがら、
始末におえません。
ですから、
本当にいい内容のインスピレーションだと認めるには、
明確な「失敗パターンの定石」にハマッていないか、
いままでの「成功パターンの定石」にないもので、
新しい可能性が感じられるか、
これぐらいのチェックは必要なんじゃないでしょうか。
これをせずに失敗した有名な例が、
あの「三国志」での、
諸葛孔明の弟子であった馬謖(ばしょく)が起こした、
「泣いて馬謖を斬る」という悲劇です。