どうもさかりゅうです。
今回は割と知ってる人も多いボードゲーム「SCYTHE」
のデジタル版を紹介します!
↓クリックするとSTEAM版の販売サイトに飛べます
……と言いたいところだったんですが、このゲーム世界観・陣営・ゲームシステム・戦略全てが一気に語るには長すぎる超大作ゲームなんです。まあ、わかりやすく言うと今日この1回で全部紹介しきれないのです。
そういうわけで、今日は世界観とゲームシステムを、次に登場する陣営(5陣営+DLC2)を2回か3回に分けて紹介したいと思います。
~世界観説明~
(販売サイトからコピペ)
数年前に勃発した第一次世界大戦の灰が未だに降り注ぐ1920年代の架空のヨーロッパでは、戦争が新局面に突入しています。最初の戦闘ではメックと呼ばれる驚異的な兵器が登場しました。
雪に覆われたヨーロッパの大地を徘徊する重装甲の機械兵器メックを供給したのは、その門を閉ざし、周辺諸国の注目を集めている資本主義都市国家「ファクトリー」。
ザクセン帝国、クリミア汗国、ロスヴィエト連邦、ポラニア共和国、ノルディック王国の5つの勢力いずれかの英雄となり、暗黒の時代に資源獲得や領土の拡大などを通して影響力のある派閥にすることを目指しましょう。自勢力を勝利に導くためには、領地の探索・支配、徴兵、労働者の雇用、資源の生産、建造物の建設、強力なメックの配備などを行う必要があります。過去にタイムスリップして、機械兵器とテクノロジーがふんだんに登場する架空の歴史を追体験しましょう。ひとつひとつの決定には責任が伴います。Scytheでは、勝利は協力し合って勝ち取るもので、人々のためのものです。戦いは慎重に進めましょう。
(あとは陣営の紹介と被ってしまうためここまでにとどめておきます)
~ゲームシステムやら~
ゲームはこんな感じの六角形のマスに区切られたフィールドで行います。
ゲームの勝利条件はゲーム終了時にスコアが最も高いことです。
↓スコア表
実はここがこのゲームのミソでして、ゲーム終了条件と勝利条件が別れているんです。大げさな例を出すと、スコアが低いのに終了条件を満たしてしまうと負けます。
ゲーム終了条件はゲーム内でとある行動を取ると貰える星トークンを6つ集めることです。実際のプレイングによって現在どの星トークンをゲットしやすいかなどを考え、スコアが上位のうちに6つ取りきって勝ち逃げする。という流れになります。
↓ゲーム終了条件
このゲームの重要な要素は、ズバリ「内政」です。
↓赤く囲った部分が選択できる行動
記事のタイトルにウォーゲームとあるわけですが、すみませんタイトル詐欺です。いや詐欺ではないんですが。
勝利するためにはメックと言われる武装兵器が必要なのですが、これを内政で手に入れますし、作業を効率化させるためには資源を使って「改善」する必要がありますが、これも内政です。効率化以外に、特典が得られる建造物建設にも資源が必要ですね、資源を生産したり購入したりするのも内政です。
ちなみに選択できる行動はブロックに別れていて、1つのブロックの行動を使うと、次のターンに続けてそのブロックを選ぶことができません。簡単に言うと、移動した次のターンに移動したり、労働させて資源を得た次のターンにもう一度労働させることができないのです。(ロスヴィエト連邦だけ特殊能力として連続使用可)
この縛りがこのゲームを複雑で面白くしてくれます。常に次に取る行動を考えておかないと無駄な行動をすることになってしまい、大きく他のプレイヤーと差をつけられてしまうのです。
じゃあ戦闘要素はというと、あるにはありますが、そんなに戦闘しません。というのも、戦闘すると持っている戦力がすり減ってしまうのです。
戦闘するときは下のつまみを動かして持ってる戦力を注ぎ込むのですが、注ぎ込むと使った分が消費されます。故に戦闘に勝っても余剰の戦力を持ち合わせていないと、脇から弱ったところを突かれて、漁夫の利を狙われてしまいます。
こうなると戦闘の意味がそんなに無いですが、他のゲームとは違って攻撃側が有利に設定されています。具体的には、注ぎ込んだ戦力が同数だと攻撃側の勝利になるのです。戦闘には最大で投入できる戦力が決まっているので、攻撃側は戦力フル投入すれば必ず勝てるというわけです。逆に、どっちも戦力を投じなくても攻撃側が勝ちます。ここは読み合いになって楽しいです。
また内政の次に大事なのが移動です。マップ上にあるコインのようなもののあるマスに行くと、
選択肢のあるイベントカードを引けます。これによって内政するよりも早く資源・戦力などが手に入ります。つまり、先に動いて先に取る。これが勝利の鍵です。
また、フィールド中央にあるファクトリーに行くと、
利用できる行動が増えるようになります。もちろん早いもの勝ちです。
最後に大事な要素として、交渉もあるでしょう。別に交渉要素が用意されているわけではありませんが、手持ちのコインを他のプレイヤーに譲渡することができます。これを使って、「その土地から引け」とか、「その資源を交換しよう」とか、「これをやるから仲良くしよう」とかできるわけです。また、だいたい口約束なので「みんなで協調しよう」とか言って抜け駆けもできます。ちなみにそれをやると、一緒にやった友人からは信頼されなくなると思います。
だいぶ長くなってしまいました。次に予定している陣営紹介は備忘録みたいなものですが、人にお見せできるようなものに仕上げておきたいと思います。