勉強が苦手な子に共通するのは
「できないキズ」を負っていることです。
すりキズや切りキズと同じで、
一度だけの軽いものなら平気なのですが、
一度だけの軽いものなら平気なのですが、
キズを治さず、何度も同じキズを負ってしまうと、
深くなり、痛さも増し、ちょっと触れるだけでも
ものすごく痛くなります。
深くなり、痛さも増し、ちょっと触れるだけでも
ものすごく痛くなります。
そして、そのキズを包帯で隠して、
できるだけ触れないようにします。
できるだけ触れないようにします。
そんなふうにして、
ずっと「できない」というキズをもったままだと、
ずっと「できない」というキズをもったままだと、
勉強から逃げてしまい、
わからないことだらけで自分は勉強ができない
と思いこんでしまうようになり、
わからないことだらけで自分は勉強ができない
と思いこんでしまうようになり、
勉強をしない、という悪循環に陥ってしまいます。
例えば小学生のどこかで勉強につまずいたとき、
まだ軽いキズのうちにしっかりとキズ口と向き合って
まだ軽いキズのうちにしっかりとキズ口と向き合って
治していれば、つまりすぐにわかるようになるまで
取り組んでいれば、その後も勉強に向かうことができます。
取り組んでいれば、その後も勉強に向かうことができます。
キズをそのままにして、
わからないことを放っておくと、
キズがひどくなるように勉強のわからないことも増えていきます。
わからないことを放っておくと、
キズがひどくなるように勉強のわからないことも増えていきます。
そしてそのキズを放っておく期間が長引くほど、
治すことにも大変な労力がかかることになります。
治すことにも大変な労力がかかることになります。
大切なのは、キズをひとつひとつ治していくことです。
キズを負うのを避けることではありません。
間違っても、つまづいても、
わかることをひとつずつ積み重ねていけば、
どんどん勉強が楽しくなります。
わかることをひとつずつ積み重ねていけば、
どんどん勉強が楽しくなります。
自分でキズを治せるようにもなります。
寺子屋では、そんな子どもたちをイメージして
日々働きかけています。
日々働きかけています。
周りの大人にできるのは、
初めのキズに気づき、
いっしょに治そうとしてあげることです。
いっしょに治そうとしてあげることです。
キズを見てみないふりをしないよう、
子どものことをしっかり見てあげてほしいと思います。
子どものことをしっかり見てあげてほしいと思います。