明日はぬこの病院通院日です。



毎回毎回判で押したようにぬこは医者へ行くことを嫌がります。



自分でおかしいとわかっているのにどうしてなのかわからないのですが、



嫌なものは嫌なようです。



すでに明日のことについてかなりモメました。



一応納得してもらって明日は行ってくれるみたいですが、



いざ明日になれば気が変わるのはわかってます。



そしてまた、ぬこは落ち込む。



ボクは間違っているのだろうか・・・。





誰か彼女を助けてください。

今日のぬこはとても頑張ってくれました。



昨日ボクは酒を飲みすぎることを説教し、



今日も病院に行く行かないでキツいことをいいました。



それでもぬこは



進んでボクにご飯を作ってくれ、



その後も元気に振舞ってくれた。



ボクにはその姿が神々しくすら見える。



病んだ精神なのです。



毎日苦しんでいる。



「私は今生きることに絶望している。」



「誰かが背中を押してくれたらなぁ」



「死ぬ勇気もないし、生きていく自信もない。ごめんなさい。」



こんなにも絶望の淵にいる子が



ただただボクのために



たとえカラ元気でも頑張ってくれる。



ボクはただ見守ってやるしかできない無力な存在。






誰か彼女を助けてください。




先日のぬことの大きな争いを経て



ボクはひとつ大きな決断をくだした。



今までずっと



ボクはぬこに変わってもらおう



病気と向き合ってもらおう



治して欲しい



そのことに必死になっていました。



だけど、



おそらくは



ボクが無力という以前に



今のぬこには誰が何を言ってもムダだと



そう断を下しました。



人に言われても変わるものじゃない。



結局最後は自分が決めること。



それはボクの経験からもわかっているのです。



だけど、やっぱり自分が治せないのは悔しかった。



こんなにも分かっているつもりなのに



何も変えられないのが苦しかった。



今このタイミングでボクは何もできないのです。



ボクはぬこがたとえどんなに狂ってしまっても



支えて愛する自信があります。



おそらくこのままぬこ任せにしたら



もっとももっと現状は悪化するでしょう。



だけど、彼女がそれを望んでいるのなら。



ボクには止めることはできない。



道連れになる覚悟ができました。



いや、



どうなっても



ボクが強くあればいいのです。



自分が強くなればいいのです。



もう誰にも頼らない。



2人の決断だけで生きていく。



本当にぬこのことを思うのなら



これはきっと間違っている。



だけどボクにはこれしか方法が思いつかない。







誰か彼女を助けてください。

昨日の大騒動の後、



ぬこはこう言いました。



「人間なんてもう止めたい」



「世の中はキレイごとばかり」



「すべてがゲームのように感じる」



たった18年しか生きていない、



まだ未熟な子供がこのようなことを言うのです。



ボクも平凡な人間です。



「いったいお前は何を知っているんだ?」



こんな気持ちがないと言えばウソです。



でもぬこの厭世観は似たようなモノをボクも若い頃から持っていたので、



わからないわけではない。



絶望を口にすることで楽になることもあるから、



ただただ本当に病んでいるんだなと思って受け止めています。



「自分はこのまま自分のルールを守って頭が狂ってもいい」



「それがイヤなら別れたらいい」



こんなことも何度も聞かされました。



ナイフで心臓をえぐられるように傷つきます。



ボクはそのとき蔑ろなんだなと思うから。



一生変わらないかもしれない。



きっとこのままだと変わることはない。



でも変わるかもしれないから、



ボクはぬこから逃げ出すことはしない。



今日のぬこはどういうわけか、とても穏やかな顔をしていました。



ボクはやっぱり「守ろう」と思った。





誰か彼女を助けてください。

昨日「母親には知らせたくない」



と書きましたが、



やはり今日の朝、報告しました。



当たり前のことながら、



ボクとぬこの交際を快くは思っていません。



こんなことがあると



「やっぱりあんな奴と付き合っているから」



ということに結び付けられても仕方が無いですが、



肉親に黙っていていいとは思えないのです。



それ以前に、



ぬこの以上人格の90%以上は間違いなく家庭問題のせいです。



これは他人の個人情報なので、中身はあまり書きませんが・・・。



ぬこの主張としては



「母親には絶対に何も言うな」



の一点張りです。



報告したことを告げた瞬間に人格は崩壊しました。



まず、怒って1時間ほど黙りこくった後、



普段ではあり得ないような怒りをぶつけてきました。



こんなときのぬこは



ボクの言うことには耳を貸しません。



悪態ばかりつく。



普段周囲にいい子にして生きている分、



とてつもない攻撃性を内に秘めている。



集約すればただ1点。



「家庭を壊さないでくれ」



ということです。



ぬこは自分なりに必死で家庭関係を守っているし、



もう母親に何もされたくないと、



だから邪魔しないでくれと。



言っていることはわかってるのです。



気持ちも。



ただ、普通の人間からしたらまったく家庭を守ることなんてできていない。



というより、



その結果自分を守ることができていないから



自傷行為に及ぶわけであって、



ボクはそれを看過することはできないのです。



ぬこは大学を卒業するまでは絶対に家を出ない。



そう言っています。



それだからこそ、なおさらボクは母親には現状を理解して欲しい。



とにかくぬこは完全に切れていました。



「別れる」とも言われました。



しかし、これはボクがよく考えた上で下している判断なので、



曲げるわけにはいかないのです。



途中いつものように



「どうせ私はあたまがおかしい」



「どうせ子供ですから」



「どうせこんな性格なんでイヤなら別れたらいい」





投げやりになったり、泣いたり怒ったり。



なぜボクに対してまで執拗に攻撃的になるのかわからないのですが、



それがぬこなのです。



正直最初はボクも一緒になって感情的になっていたのですが、



おそらくその一時の感情を覚えていないぬこと口論をしても



時間の無駄ということを学んだので、



極力無抵抗を貫くことにしています。



「もう勝手にして」



「私死ぬから」



こうも言ってました。



どう考えても正常な子がする言動ではないのです。



それでもぬこは変わらない。



ボクも決して愛情が冷めることはない。



想い合っているのにこんなにも傷つけあうカップルなんているのでしょうか?



今日はひとまず収まりましたが、



この先まだ何度も何度もこんなことは繰り返される。



ぬこの精神力は果たして持つんだろうか。



そしてボクも・・・。





誰か彼女を助けてください。