JR京都駅2階で琵琶湖疎水展をしていた

 

こんなガラ空きの京都駅は初めて。

 

京都タワーを撮る。人が全くいない。

 

2階のロビーで「琵琶湖疎水パネル展」をしていた。

 

分線に沿って北上すると哲学の道。

哲学の道の桜祭に行った直後なので、行ってみることに。

 

 

久し振り、南禅寺を訪ねた。

夏は、南禅寺の作務着を愛用している。

謂わば、南禅寺ファンですよってに。

 

臨済宗・黄檗宗には15の本山があり、南禅寺はそのうちの一つ。

南禅寺派の大本山です。

 

 

法堂を満開の桜が囲んでいます。

 

南禅寺さんらしい佇まい。

 

勿体ないことに、誰一人いない。

 

よくぞ、南禅寺さんが許可したよなぁ。

 

水路閣についてのご案内。

 

やって来ました、久し振り。人がいないから、杖で歩ける。

 

琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21)完成。

南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎が設計、デザインした。

 

 

疏水は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路。

滋賀県大津市で取水され、南禅寺横を通り、京都市東山区蹴上迄の区間です。

疏水の工事は1885年に始まり、1890年に竣工した。

 

疏水の目的は大阪湾と琵琶湖間の通船や水車動力による紡績業,潅漑用水,防火用水などであった。

ところが水力発電の有利性が注目されるようになり、1889年に蹴上に発電所が建設された。

1891年には送電を開始した。

 

また水力発電の増強と水道用水確保のため,1908年に第2疎水の工事が、始まり、1912年に完成。

同時期に蹴上浄水場が建設され、現在は上水道の水源として利用されている。

赤煉瓦のアーチを思わせる水道橋は、古刹南禅寺の雰囲気に染まり、今ではファッション誌を飾る名所に。

 

 

全長9322メートル(幅4メートル、高9メートル)レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の風格ある構造物。

東山の風景にとけこんでいます。京都市指定史跡。

 

 

ご存知、南禅寺の「三門」。

歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説で有名。

 

 

三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す。

空、無相、無作の三解脱門を略した呼称。

山門とも書き表され、寺院を代表する正門。

 

 

これで「哲学の道」の桜祭に関する名所、全て訪問したことに。

ささやかな自己満足。

 

杖で歩ける時に、行きたい処には行っておこう。

「3密」無縁な処を歩く。

 

 

 

下肢の痺れとの闘い。

癌患者修行中。