念願叶って花筏を鑑賞
哲学の道保勝会主催の桜祭。
写真ギャラリーを開催しておられた。
この写真、「花いかだ」に魅せられた。
翌日、京都市観光センターに問い合わせたら、今がその時期という。
直ぐに、銀閣寺道の指定場所に駆けつけた。
銀閣寺畔に住んでいた日本画家、橋本関雪夫妻が寄贈した桜なので、その名も「関雪桜」。
関雪桜の名称は桜並木の総称。特定の樹木の名称ではない。よく勘違いする人がおられる。
疎水をまたいで桜が満開。
この銀閣寺交番の裏手が花筏の名所に。
桜が、舞いながら散って、疎水を泳ぐ。
散った桜を集めて、花筏になる。
桜の花と、花筏の競演。
花筏に、桜の影。コントラストの妙。
こちらの絵柄も趣きがある。
拡大したら、より影が鮮明。儚さと、愛おしさと、これぞ、まさしく花筏。暫し見とれる。
こちらは、小径に散った桜。どちらも絵になる。
来年も、この花筏を見ることが出来るだろうか。
関雪桜をあと何回見れるか。
桜は、季節に決まって花を咲かせる。
多くの人を幸せにする。
儚い命だけに、なおさら愛おしい。
花筏、粋な名前だよなぁ。
下肢の痺れとの闘い。
癌患者修行中。