お花もいいけど、お餅もね
今日は診察の日。
8時には病院に入らないといけない。
今朝はMKタクシーが予約出来なかった。
橋の傍の花屋さん(種屋さん)を覗くことに。
店の車が帰ってきた。
「今、植えられたら丁度いいですよ」
アスパラガス
ハーブ
桃太郎
茄子
キュウリ
山あじさい
赤肉小玉スイカ
伏見唐辛子、ししとう
賀茂ナス
桃太郎ゴールド
花屋さん(種屋さん)に来ている人の表情が皆んな穏やか。
ほっこりしていい時間を過ごす。
河原町通りに戻り、タクシーを捕まえて帰ることに。
ふと見ると、出町ふたばさんの行列の人がこの時間は少ない。
行列の最後尾に並ぶことにした。
柏餅、ちまき。黒豆大福つぶあんは、この時間に既に完売。
桜餅、桜だんご、赤飯。
久し振り、ちまきも食べたい。
柏餅や桜餅など春の定番。
もうじき夏の定番、みな月やくずまんじゅう、みぞれ餅が並ぶ。
名代豆餅の出町ふたばは明治32年(1899年)創業。
初代三次郎は、生まれ育った石川県加賀小松にあった豆餅を京都に根付かせたいと、
赤えんどうを使った大福餅を作った。
北海道は美瑛・富良野の選りすぐりの赤えんどうと、
搗きたて餅の中には十勝産小豆を使ったあっさりこしあん。
創業当時は、薪を運んでいた大原女の虫養いとして、
大正に入ると京大生や同志社の学生のおやつとして買ってもらっていたそうだ。
第1回「全国菓子博覧会」に先駆けて出店した1909年、
「全国製産博覧会」の賞状が掲げてある。
田舎大福と名付けたよもぎ大福と、
京都大納言の粒あんたっぷりの葵最中は人気の定番。
本日中に食べて下さい、の言いつけをしっかり守る。
今日買ったのは豆餅1個とよもぎ大福2個。
花もいいけど、お餅もね。
出町柳編。
治療を終えてスッキリ。
あの四転八倒が嘘のよう。
今日はひとまず、佳き日なり。
下肢の痺れとの闘い。
癌患者修業中。